日本のウイスキーを知るための新たな一冊
2025年1月10日に発売される『ウイスキーガロア』2月号(Vol.48)では、特に注目すべき特集が組まれています。巻頭特集は「日本のクラフト蒸留所最前線2025」。日本のウイスキーシーンは近年、急速に進化を遂げており、その数は計画段階も含めると120を超える蒸留所が存在します。
日本の新たなウイスキーブーム
日本酒の伝統に根ざした技術を活かし、新たなウイスキー造りに挑む老舗蔵の動きも特筆すべき点です。特集では、東北から関東、東海、中国地方など、各地の蒸留所を訪れ、日本独自のウイスキー造りの現状に迫ります。日本酒の造り手たちがどのようにウイスキーにその技術を転用しているのか、記事を通じて新たな発見が期待できます。
注目のアイリッシュウイスキー特集
また、好評の特集「新アイリッシュ・ルネッサンス」第3弾も見逃せません。U2のボノが関与している話題の蒸留所「チャーチ・オブ・オーク」をはじめ、アイルランドの4つの蒸留所の現在を紹介します。編集長の土屋が奔走して得た情報をもとに、アイリッシュウイスキーの復興と歴史を感じることができる内容です。
ジャパニーズクラフトの先駆者にインタビュー
さらに連載企画「ジャパニーズクラフトの開拓者たち」では、安積蒸溜所の山口哲蔵氏へのインタビューが掲載されています。クラフトウイスキーの発展に寄与した彼のストーリーを通じて、ウイスキーの深い世界に迫ることができます。
土屋守の全国ぶらり旅
読者が楽しめる内容として、土屋守の「全国ぶらり旅」も継続中です。今回は沖縄編。泡盛や地元の食文化、市場巡りなどを通じて、沖縄の魅力を存分に伝えます。特に5泊6日の旅の全容は、ウイスキーのみならず、地元文化の素晴らしさを引き立てています。
特別インタビュー
さらに、ウイスキー業界のレジェンドであるビリー・ウォーカー氏が、グレンアラヒーに関するインタビューにも応じています。彼の見識から、ウイスキーの背景にあるストーリーや復活の兆しを知ることができます。
発売情報
ウイスキー文化の専門誌『ウイスキーガロア』は、業界歴30年以上のウイスキー評論家、土屋守が編集長を務めます。ウイスキー愛好者のために、最新の情報とともに、豊富なビジュアルで展開されるこの一冊を、ぜひ手に取ってみてください。全国の書店やオンラインストアでお求めいただけます。
日本のクラフトウイスキーの未来、アイリッシュウイスキーの新たな動き、そして地域文化に根ざした多様な物語が詰まったこの号は、ウイスキー愛好者はもちろん、これからウイスキーを楽しみたい方々にとっても必見の内容となっています。