三重県四日市市議会は、地域発展に向けたDX推進の一環として、デジタル議会プラットフォーム『まちだん』の実証実験を開始しました。本州で初めての取り組みとなるこのプロジェクトは、Gcomホールディングス株式会社との共同事業です。
2024年7月から公開された『まちだん』は、Webを通じて議会情報を発信し、住民からの相談も受け付けるプラットフォームです。議員のプロフィールをイラスト化することで、より親しみやすく、視覚的にわかりやすく情報提供を行います。さらに、議員の得意分野を明記することで、住民は自身の相談内容に適した議員を簡単に探し出すことができます。
『まちだん』は、従来の議会情報提供の枠を超え、住民と議員の双方向コミュニケーションを実現します。住民は、時間や場所を問わず、チャット形式で議員に相談することができます。また、一般質問後の感想動画を公開することで、議員の活動をより具体的に、わかりやすく伝えることを目指しています。
この取り組みは、住民の声を直接議員に届けることで、より具体的な問題解決に繋げることが期待されています。四日市市議会は、デジタル技術を活用することで、より身近で開かれた議会を実現し、地域社会の活性化を目指します。