セミナー概要
環境省の大臣官房環境経済課課長補佐である石井友梨氏が講師を務めるセミナー「情報開示につながる統合的アプローチ」が、2025年10月14日に東京都港区で開催される。新社会システム総合研究所が主催し、環境問題における企業の取り組みを支援するための手引きについての講義が行われる。
セミナーの目的
近年、企業に対する環境に関する情報開示が強く求められる中で、企業が抱える多様な環境課題への統合的な対応が不可欠である。石井氏が紹介する「統合的アプローチ」は、単に個別の開示要求に応じるのではなく、環境課題のつながりを理解し、全体としての取り組みを進めることに重点を置いている。これにより、企業は効果的かつ効率的に環境課題に対応し、透明性のある情報開示を実現しようとしている。
セミナー内容の詳細
1. 対応すべき環境課題の拡大
企業が直面する環境課題は多岐にわたる。気候変動、自然資本の保全、生物多様性の維持など、それぞれの課題が交錯し、企業はこれらにどう対処すべきかを学ぶことが重要である。
2. 統合的取組・開示の意義
統合的な情報開示は、単に数値や事実を提供するだけでなく、企業戦略の一環として環境問題に向き合う姿勢を示す。これにより、ステークホルダーとの信頼関係を築くことができる。
3. サステナビリティ関連情報開示の動向
世界的にサステナビリティに関する情報開示が進んでいる。国際的な基準やガイドラインの理解を深め、企業としての責任を果たすための情報発信力を高める必要がある。
4. 統合的取組・開示の手法とメリット・企業事例
実際の事例を通じて、どのように統合的な取組を進め、情報開示を行っているのかを学ぶ。成功事例から得られる教訓は、実務者にとっても非常に貴重なものとなる。
5. 環境デュー・ディリジェンスの情報開示への活用
企業が環境リスクを把握し、対応するための手法としてデュー・ディリジェンスを取り入れることが求められている。これにより、より精緻な情報開示が可能になる。
6. 質疑応答/名刺交換
参加者は講師との質疑応答の時間を通じて、学んだことをさらに深掘りすることができる。また、名刺交換の機会もあり、ネットワーキングの場としても期待される。
受講方法
会場受講
- - 場所: SSKセミナールーム
- - 住所: 東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
オンライン受講
- - ライブ配信: Zoomウェビナー
- - アーカイブ配信: 2週間視聴可能
このセミナーは、企業が環境問題にどのようにアプローチすればよいかを具体的に学べる貴重な機会である。興味がある方はぜひ参加を検討してほしい。
事務局連絡先
新社会システム総合研究所 (SSK)
新社会システム総合研究所(SSK)について
SSKは1996年の設立以来、法人向けに年間約500回のビジネスセミナーを提供している。情報提供サービスを通じて、企業の発展に寄与し続けている。多様なビジネスニーズに応えるセミナー企画運営代行サービスや市場調査レポートの提供も行っており、顧客の事業成功を支援している。