糖尿病患者への理解を深める！サノフィ・アベンティスが「DM Town」をリニューアル

サノフィ・アベンティス株式会社は、糖尿病に関する情報を提供するウェブサイト「DM Town」を5月24日にリニューアルしました。今回のリニューアルでは、糖尿病患者さんへの理解を深めるための新コンテンツ「糖尿病の人に出会ったらどうする？」が追加されました。

新コンテンツ「糖尿病の人に出会ったらどうする？」

このコンテンツでは、日常や災害時において、糖尿病患者さんと遭遇した際にどのように対応すればよいかを解説しています。具体的には、外出先で困っている人への声かけ方、動作が不自由な人へのサポート、災害時における具体的な支援方法などが紹介されています。

糖尿病の現状と重要性

日本においては、40歳以上の3人に1人が糖尿病または糖尿病予備群であると推定されています。しかし、糖尿病患者さんへの理解は十分とは言えず、特に災害時などは、周囲の適切な協力がなければ命に関わる事態にもなりかねません。

厚生労働省の「平成19年国民健康・栄養調査」によると、「糖尿病が強く疑われる人」、「糖尿病の可能性を否定できない人」は約2,210万人と推定されています。さらに、今年5月には糖尿病診断基準の改定も予定されており、糖尿病への関心と予防意識の高まりが期待されています。

サノフィ・アベンティスの取り組み

サノフィ・アベンティスは、日本で経口血糖降下剤とインスリン製剤を提供する唯一の製薬企業です。主力製品として、2型糖尿病治療薬「アマリール®」、1型および2型糖尿病治療薬「ランタス®」「アピドラ®」などを提供しています。

また、2008年からは日本糖尿病協会「サノフィ・アベンティス賞」を後援し、糖尿病の啓発活動にも積極的に取り組んでいます。

「DM Town」リニューアルの意義

今回の「DM Town」リニューアルは、単なるウェブサイトの更新にとどまりません。糖尿病患者への理解促進、そして災害時における適切な支援体制の構築に向けて、社会全体で取り組む必要性を改めて訴えるものです。

サノフィ・アベンティスは、「DM Town」を通じて、糖尿病に関する正しい知識の普及と、患者さんへのより良いサポート体制の構築に貢献していくことを目指しています。より多くの人が糖尿病について理解を深め、安心して暮らせる社会の実現に貢献することが、今回のリニューアルの大きな目的と言えるでしょう。

今後、サノフィ・アベンティスは、糖尿病に関する啓発活動をさらに強化し、ウェブサイト「DM Town」をその中心的な役割を担うものとして活用していく方針です。