神戸で自動化導入
2026-10-28 14:36:56

神戸の隈病院が導入した自動化検体検査システムの全貌

隈病院が国内初、自動化検体検査を導入



兵庫県神戸市に位置する隈病院が、2026年6月に血液検体の自動搬送を行う検体検査システム「GLP systems Track」を導入しました。このシステムは国内の医療機関として初めての試みであり、検査の自動化を通じて医療サービスの質を向上させることを目指しています。

この病院は、1日600人以上の患者が来院し、診療前の血液検査が重要な役割を果たしています。そのため、迅速で正確な検査が求められています。従来は、臨床検査技師が手作業で行っていた検体の搬送や準備を自動化することで、作業の効率化と正確性の向上が期待されています。

自動化システムの特徴



新たに導入された「GLP systems Track」では、小型自走式搬送ロボット「CAR」が専用のレール上を移動し、検体を自動的に搬送します。この技術により、検体の取り違えや作業のミスを防ぐことができ、より正確な検査結果を提供できる体制が整いました。最終的な検査結果の確認は依然として臨床検査技師が行いますが、搬送や前処理の自動化により、彼らはより専門的な業務に専念できる環境が整うのです。

検査体制の見直し



隈病院の自動化システムは、一般的なベルトコンベアではなく、独立した複数の「CAR」がそれぞれの役割を果たします。この仕組みにより、一部でトラブルが発生した場合でも影響を最小限に抑えることができます。さらに、分析装置も最新の「Alinity i システム Cl₂」に更新され、血液成分の測定においても精度が向上しました。

このシステムは、検査に必要なすべての工程を見直し、全体的な流れを改善することで、健全で安定した検査環境の整備を実現します。

専門性の向上に向けた取り組み



自動化によって生まれた時間は、単なる業務の軽減にとどまらず、臨床検査技師が新たな専門的業務に携わるための時間として活用される予定です。具体的には、遺伝子検査の強化や臨床研究の充実など、専門性の高い領域に注力していく方針です。これにより、患者に対してより質の高い医療を提供することが可能になります。

隈病院の医療への取り組み



隈病院は、1932年に開院以来、甲状腺疾患に特化した医療を提供してきました。身体の治療はもちろん、心のケアにも配慮した全人的医療を重視しています。患者の生活に寄り添った診療を行い、最新の医療設備や専門医師によるチーム医療で、安心して治療を受けられる環境を整えています。

また、隈病院は研究や医療者教育にも力を入れ、知見を国内外に発信し世界の医療に貢献しています。患者への分かりやすい説明と同意を重視し、インフォームド・コンセントの実施に努めています。これからも患者が安心して診療を受けられる環境を整えていくことで、地域における信頼の高い医療機関としての役割を果たしていきます。


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会社情報

会社名
医療法人神甲会 隈病院
住所
兵庫県神戸市中央区下山手通8丁目2−35
電話番号
078-371-3721

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