近大水産研究所主催の公開講座「串本の海」
近畿大学水産研究所が令和7年(2025年)11月29日(土)に、和歌山県東牟婁郡の串本海中公園にて公開講座「串本の海~守ろう、育てよう~」を開催します。この講座は、地域の海洋環境や持続可能な養殖についての理解を深めることを目的としています。
概要とプログラム内容
講座では、「ラムサール条約登録20周年串本の海の価値と未来」と題した講演と、持続可能な養殖をテーマにした「クロマグロやアイゴの完全養殖」の講演が行われます。どちらの講演も、地域の海の豊かさを守り、育てるための視点からアプローチします。特に、ラムサール条約に関する内容は、環境保全の重要性を再認識させる良い機会となるでしょう。
参加者は、講演の後に近畿大学の養殖魚を使用した「クロマグロ・マダイ・ブリヒラ丼」を試食できる貴重な体験もできます。そのため、この公開講座は、ただ知識を吸収するだけでなく、実際の海産物の味を楽しむこともできるため、参加者にとって非常に魅力的です。
講師のご紹介
講演には、串本海中公園センターの支配人である森美枝氏と、近畿大学水産研究所の大島実験場長で教授の澤田好史氏が登壇します。森氏は、地域密着型水族館の教育的役割についての研究を行っており、海洋環境の重要性を説きます。また、澤田氏は水産増養殖学の専門家で、持続可能な養殖の方法について深く掘り下げた講演を行います。
開催情報
- - 日時:令和7年(2025年)11月29日(土)12:00~14:30(開場11:30)
- - 場所:串本海中公園(和歌山県東牟婁郡串本町有田1157)
- - 対象:一般の方(会場定員40人、オンライン定員なし、参加無料。要事前登録)です。
- - 申込方法:指定のURLからの申し込みが必要です。
- - 申し込み締切:対面講座は定員に達し次第締め切ります。
知識と体験を同時に得られる貴重な機会
この公開講座は、地域の海や持続可能な養殖について学ぼうと考えている方々にとって、議論と学びの場を提供するだけでなく、実際にその成果を試食することで、より深い理解を得られる絶好の機会となっています。参加者は、環境問題や食料問題についての意識を高めると共に、地元の海産物の魅力にも触れることができるでしょう。養殖魚の持つ可能性を知り、それを通じて地域の海の未来を考えるきっかけになることを期待しています。ぜひこの機会を逃さず、ご参加ください!
開催に関するお問い合わせ
TEL:(0739)42-2625
FAX:(0739)42-2634
E-mail:
[email protected]
詳細情報やお申し込みに関しては、公式ウェブサイトをご覧ください。参加人数や申し込み方法など、事前のチェックをお忘れなく!