築地育選手の新たな挑戦
サッカーファンにとって、嬉しいニュースが飛び込んできました。早稲田大学ア式蹴球部女子の築地育選手が、プロリーグのノジマステラ神奈川相模原に加入することが内定し、さらに日本サッカー協会より「2024年 JFA・WEリーグ/なでしこリーグ特別指定選手」として承認されました。これにより、築地選手は女子サッカー界の新たな一歩を踏み出します。
築地育選手は、静岡県出身で、2002年11月13日生まれの21歳。ポジションはミッドフィールダーで、身長161cm、体重58kgというサイズ感です。これまでのキャリアは多彩で、アメリカのMaroonsから始まり、Pure FC、東源台FC、常葉大附属橘中、常葉大附属橘高を経て、早稲田大学へと進学しました。特に、U-15、日本女子選抜やU-16・U-17日本女子代表としての経験は、彼女のサッカー人生において重要なステップとなっています。
■ 築地選手のコメント
新たなクラブでのスタートを控えた築地選手は、自身の気持ちを次のように述べています。「女子プロサッカー選手」というキャリアに対する喜びがある一方で、その道を切り拓いてきた先輩方への感謝の気持ちも強く持っています。サッカーを始めた当初には、女子プロリーグの存在さえ無かったことを考えると、彼女がこの新しい時代の中で選手として活躍できることは喜ばしいことです。
高校3年生だった頃にWEリーグが発足したものの、築地選手は大学サッカーを選択しました。この選択が、今の彼女にとってどれほど貴重だったかは、今まさに彼女がプロとしての環境に身を置くことで明らかになります。築地選手は技術や能力を磨き続けながら、チームスポーツに求められる大切な要素や、自身の成長を常に意識してきました。彼女がノジマステラに加わることで、その経験を生かし、さらなる成長を遂げることが期待されています。
築地選手は、ノジマステラの仲間と共に新しい発見や学びを続け、「プロとしての自覚と責任を持ちながら成長していきたい」と表明しています。彼女自身が打ち込んできたサッカーを生かし、サポーターに「ワクワクドキドキ」を届けるために全力を尽くす姿勢がうかがえます。
■ 応援への感謝
最後に、築地選手は、これまでサッカーを支えてくれた全ての人々への感謝の気持ちを述べています。「デュエルの強さと泥臭さでチームの力になれるよう闘います」と意気込みを語り、ノジマステラでの新たな挑戦に臨む準備が整っています。
築地育選手の今後の活躍に大いに期待したいと思います!