4M株式会社が株式会社レバーンの全株式をフジサワ・コーポレーションに譲渡

4M株式会社が株式会社レバーンの株式を譲渡



2024年11月28日、4M株式会社(東京都、代表取締役:村田寛治)は、保有していた株式会社レバーン(東京都、代表取締役:匹田絵人)の全株式を株式会社フジサワ・コーポレーション(東京都、代表取締役:澤田剛治)に譲渡することを発表しました。この譲渡により、4M株式会社はレバーンとの経営関係を解消し、村田氏はレバーンの取締役からも退任することになりました。

譲渡の背景と目的


4M株式会社は、単なる経営コンサルティングにとどまらず、出資や買収を通じて企業の拡大や再生に取り組む投資会社です。2020年5月にレバーンの経営権を取得して以来、4年以上にわたりその運営に関与してきました。今回の譲渡は、レバーンが創業54年を迎え、すでに培ったクリエイティブ技術が、フジサワ・コーポレーションの広告制作事業との親和性が高いと判断されたことが主な理由です。今後、両社は共同でデザイン・広告・ディスプレイ事業の強化と拡大を進めていく予定です。

経営方針の転換


4M株式会社は、今回の譲渡を機に子会社のSEEDER株式会社の経営に注力し、さらなる成長を図る方針です。この転換は企業の経営戦略の一環として新たな局面を迎えるものと言えます。譲渡の詳細や背景については、こちらのnoteで確認できます。

代表者のコメント


株式会社レバーンの匹田社長は、これまでの4Mとの協業を振り返り、バックオフィスにおいて資金繰りや売上管理、評価制度の整備などに関わり、組織の体制を整えたことに感謝の意を示しました。彼は今後、フジサワ・コーポレーションとの新たなパートナーシップを通じて、現代に適した経営の実現を目指すと述べています。

一方、フジサワ・コーポレーションの澤田社長も、4Mからのバトンを引き継ぎ、レバーンの長年のノウハウを活かした新しい事業展開に期待を寄せています。「業界の変化に対応し、互いに学び合いながら成長していけると確信しています」と彼は力強く語りました。

経営の歴史と今後の展望


4M株式会社の村田社長は、この4年間の関与を振り返り、レバーンの成長は匹田社長と社員たちの努力によるものであると強調し感謝の気持ちを表しました。4Mの経営関与が短期間であったことを認識しつつも、レバーンの50年以上の歴史の一部に関われたことを喜び、今後のレバーンの発展を願っています。

レバーンは広告制作において企画からデザインまでのトータルクリエイティブを提供し、特にイラストレーションの分野での強みを持っています。フジサワ・コーポレーションは、屋内外広告、サイン・ディスプレイの製作、さらには学童保育事業など多岐にわたる事業を展開しています。この二社が力を合わせることで、業界での競争力を一層強化することが期待されています。

会社情報


  • - 株式会社レバーン: 広告制作を中心に、クリエイティブワークを提供する企業。住所: 東京都港区南麻布4-11-21。
  • - 株式会社フジサワ・コーポレーション: 屋外広告やディスプレイ製作を行う企業。住所: 東京都豊島区長崎1-10-8。
  • - 4M株式会社: 事業投資と経営コンサルティングを行う企業。住所: 東京都港区北青山3-6-19。

会社情報

会社名
4M株式会社
住所
東京都港区北青山3-6-19バイナリー北青山ビル10階
電話番号
03-4572-0674

トピックス(経済)

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