大和ハウス、環境大臣賞受賞
2025-02-20 14:19:02

大和ハウス工業が環境大臣賞を受賞、サステナブルな取り組みを強化

環境大臣賞の栄冠を獲得した大和ハウス工業



2025年2月19日、大和ハウス工業株式会社が環境省主催の『第6回ESGファイナンス・アワード・ジャパン』において、環境サステナブル企業部門で最高賞となる環境大臣賞(金賞)を受賞しました。この栄誉は、2021年に銅賞、2024年に銀賞を受賞した成果に続くものです。

サステナブルな取り組みの成果



大和ハウス工業は、”Challenge ZERO 2055”という環境長期ビジョンと、2026年までの環境行動計画「エンドレス グリーン プログラム」を通じて、温室効果ガスの排出削減や緑化活動に尽力しています。特に、建物の長寿命化や廃棄物削減など、環境負荷の低減に向けた先進的な取り組みが評価されました。

表彰式でのスピーチ



同社の常務執行役員、柴田英一氏は表彰式で語った通り、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)やZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)などを目指すコミットメントが、環境事業と企業価値を結びつけていると強調しました。特に、投資用不動産の判断基準に環境価値を取り入れるインターナルカーボンプライシング制度や、CO2排出量の算出・削減プロジェクトが高く評価されています。

環境に対する真摯な姿勢



大和ハウスは、以下の環境重点テーマに基づき、環境負荷をゼロにするための取り組みを進めています:

1. 気候変動の緩和と適応:2030年度までに40%の温室効果ガス排出量削減を目指し、まちづくりや事業活動で具体的な目標を掲げています。2030年度までに全ての建物をZEH化し、太陽光発電パネルを搭載する計画です。

2. 自然環境との調和:在来種を用いた緑化に注力し、生物多様性の保全にも貢献する取り組みを行っています。2030年度までに地域の生態系に配慮した緑被地を200万㎡以上創出することを目指しています。

3. 資源循環と水環境保全:既存住宅のリフォームや買取再販を通じて、資源の循環を促進しています。今後はKPIを設定し、社会のニーズに応じた再利用や用途変更の提案を行い、長寿命化と廃棄物削減に貢献していく予定です。

まとめ



大和ハウスの環境に対する取り組みは、ただ企業価値の向上だけでなく、持続可能な社会の実現にも寄与しています。今回の受賞を契機に、今後もさまざまな環境活動を通じて、新たな価値を創出し、すべての人々が豊かに生きられる社会を目指す姿勢が求められます。詳細な取り組みについては、同社のサステナビリティページもぜひご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
大和ハウス工業株式会社
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。