BESS CLTログハウス受賞
2024-06-26 13:26:02

CLTログハウスが非住宅建築で注目!BESSが建築コンテストでダブル受賞!

BESSのCLTログハウスが建築コンテストでダブル受賞!非住宅建築の新たな可能性を示す!



株式会社アールシーコア(東京都渋谷区)が運営するログハウスブランド「BESS」のCLTログハウスが、一般社団法人日本ログハウス協会が開催した「ログハウス建築コンテスト(令和6年度)」において、国土交通大臣賞と特別賞をダブル受賞しました。受賞したのは、いずれもCLTログハウスを採用した非住宅建築です。

CLTログハウスが注目される背景



近年、環境問題への意識の高まりや建築基準法の改正により、非住宅での木造建築が注目されています。CLT(シーエルティー)は、直交集成板と呼ばれる木材を層状に積層したもので、強度が高く、環境負荷の低い素材として注目されています。

特に、BESSのCLTログハウスは、以下の特徴を持つことから、非住宅建築において注目されています。

高い耐火性能: 2023年2月に「90分準耐火構造認定」を取得したことで、防火地域においても3階建ての建築が可能となりました。
安定した構造: CLTは、乾燥による収縮や変形が少なく、安定した構造を実現できます。
* 優れたデザイン性: 木材本来の温かみを生かした美しい空間を創出できます。

国土交通大臣賞を受賞した3階建てCLTログハウス



国土交通大臣賞を受賞した物件は、東京都福生市に建設された3階建ての中層ビルです。1階はオフィススペース、2階と3階は8世帯の賃貸集合住宅として利用されています。

この物件は、防火地域での3階建てログハウス建築を実現した点が評価されました。また、CLTの使用により、ログハウス特有のセトリング現象(収縮)を抑制し、エレベーターやスマートフォンによる開錠システムなどの高機能設備を備えることができたことも評価されました。

特別賞を受賞した保育・子育て支援施設



特別賞を受賞した物件は、富山県富山市に建設された、地域交流スペースを兼ね備えたCLTログハウスの保育・子育て支援施設です。

この物件は、地域住民との交流スペースやリモートワーク設備を備えている点が評価されました。また、ログハウスならではの温かい空間が、子供たちの情緒安定や集中力向上に良い影響を与えると期待されています。

今後の展開



BESSは、今後もCLTログハウスの利点を活かし、様々な用途での活用を推進していく予定です。脱炭素社会の実現に向けて、CLTログハウスが木造建築の選択肢として、さらに普及していくことが期待されます。

BESSのCLTログハウス受賞から考える、木造建築の未来



BESSのCLTログハウスが建築コンテストでダブル受賞したことは、単なる企業の受賞という枠を超えて、木造建築の未来を感じさせる出来事だと私は思います。

環境問題への貢献と新しいライフスタイルの提案



CLTログハウスは、木材を有効活用することで環境負荷を低減できるだけでなく、温かみのある空間を生み出し、人々の暮らしを豊かにする可能性を秘めています。受賞した2つの物件は、それぞれ都市部と地方という異なる場所で、CLTログハウスが様々なニーズに対応できることを示しています。

都市部では、防火性能の高いCLTログハウスが、3階建ての集合住宅を実現し、高機能設備も備えることで、都市生活に新たな選択肢を提供しています。地方では、地域住民との交流スペースを備えた保育施設が、木のぬくもりを感じられる空間を提供することで、子供たちの成長をサポートするだけでなく、地域活性化にも貢献しています。

木材の新たな可能性とBESSの挑戦



BESSは、CLTログハウスという新しい技術を積極的に導入することで、木造建築の可能性を拡大しています。木材は、これまで住宅建築に多く用いられてきましたが、CLTの登場によって、より高層で、より複雑な構造の建築物も実現できるようになりました。

BESSの挑戦は、木材の新たな可能性を切り開き、木造建築の未来を創造する取り組みと言えます。今後、CLTログハウスが、オフィスビルや商業施設など、様々な分野で活用され、人々の暮らしや街並みを大きく変えていくことを期待しています。

最後に



BESSのCLTログハウスが受賞したことは、木造建築が環境問題の解決や人々の暮らしの質向上に貢献できることを示しています。これからも、BESSの革新的な取り組みが、持続可能な社会の実現に貢献していくことを期待しています。

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