ベトナムにおける大規模タウンシップ開発『Hong Hac Cityプロジェクト』
野村不動産株式会社が、ベトナムのバクニン省で「Hong Hac Cityプロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、現地の大手不動産デベロッパーであるフーミーフン社との協業によって実現し、両社の信頼関係を基に、新たな長期開発事業へと進化しています。
プロジェクトの概要
「Hong Hac Cityプロジェクト」は、約198haの敷地に、約2,850戸の住宅が含まれる大規模なタウンシップです。総事業費は日本円で約2,850億円に達し、これは野村不動産のベトナム事業では最大となります。プロジェクトの立地は、ハノイ中心部から約20kmという好条件で、ハイテク産業が集まる地域に位置しています。主要な交通手段である国道17号線にも近いため、今後の人口流入や発展が非常に期待されています。
開発の意義と特性
このタウンシップの開発は、ただ住宅を提供するだけでなく、住民に質の高いライフスタイルを提供することを目指しています。公園や学校、商業施設なども開発され、住民が快適に過ごせる環境を整備する予定です。プロジェクト全体の約20%が緑化され、自然環境を大切にした街づくりを進めています。
また、住宅タイプも多様性に富んでおり、戸建て住宅や連棟住宅、タウンハウスなどがあります。全体の開発コンセプトは『Gathering Nest to Enjoy Life With Seasons』であり、ベトナムの豊かな自然や四季を感じられる空間が創出されるとしています。これにより、生活の質を向上し、住民同士のつながりを強化することを目指しています。
お客様の評価
プロジェクトの開催前には、完全予約制の販売開始イベントが行われ、300名以上の来場者を迎えました。このイベントでは、本プロジェクトに対する高い関心が寄せられ、約80%の申込率を記録しました。今後、10年以上にわたって進められるこの大規模開発は、ますます注目を集めています。
受賞歴と今後の展望
野村不動産ベトナムは、数々の賞を受賞し、その認知度を高めています。2024年には「Excellent FDI enterprise 2024 Top10」に選出されるなど、現地での存在感を強めています。今後もホーチミンやハノイを中心に、さらなるプロジェクトの拡大が計画されています。
ベトナム市場での成功を確実にするために、野村不動産は現地パートナーとの協力を強化し、持続可能な開発を進めることで、豊かな地域社会の建設を目指します。
結論
「Hong Hac Cityプロジェクト」は、ベトナムの都市開発における新たな挑戦であり、地域住民にとっても魅力的な居住空間となることが期待されています。今後の展開に目が離せません。