株式会社オロは、株式会社丹青研究所がオロのクラウドERP「ZAC」を導入したことで実現した効果をまとめた導入事例を公開しました。
丹青研究所は、ディスプレイ業界を代表する企業・株式会社丹青社のシンクタンクとして1984年に設立された、文化施設に特化した国内唯一の研究機関です。長年課題だった非効率な業務環境の改善を目的に、ZACを導入しました。
ZAC導入によって、丹青研究所では以下のような効果が得られました。
1.
経費精算処理の効率化
以前は2日かかっていた経費精算処理が、チェックも含めて1日で完了するようになりました。
2.
残業時間の削減
上長が社員の残業時間を都度把握できるようになり、残業時間の指標を超える人が、月に5、6人程度から1、2人程度に減少しました。
3.
書類削減による職場のクリーン化
ZAC導入によりペーパーレス化を実現し、職場の書類が大幅に削減されました。
4.
月の締め処理が「丸2日間」短縮
月次の締め処理に月末から5営業日かかっていたのが、3営業日までに完了するようになりました。
5.
勤怠管理の手間が大幅削減
以前は2、3日はかかっていたExcel集計の手間が一切なくなり、勤怠関連の締め処理まで半日で完了するようになりました。
6.
案件データや経営情報をタイムリーに確認
ZACとBIツールをAPIで連携することで、会社全体の経営指標をリアルタイムで把握できるようになりました。
経営管理室・室長の佐藤 利洋さんは、「以前は経費精算、勤怠管理のチェックだけで1週間は時間を取られていました。それがZACを導入してから、経費精算は一日で、勤怠管理は半日で終わるなど大幅に短縮できました」と語っています。
クラウドERP「ZAC」は、損益管理、プロジェクト管理、管理会計、内部統制、決算早期化を実現する統合型の基幹業務システムです。業務効率化と的確な経営判断を支援し、企業の継続的な成長を担う経営基盤として、IT業、システム業、広告業・クリエイティブ業、士業、コンサルティング業をはじめとした累計950社を超える企業様に導入されています。モジュール(機能)単位で導入範囲やライセンス数を選択でき、導入後も必要に応じて機能やライセンスの追加が可能なことも特徴です。
丹青研究所のZAC導入事例は、クラウドERP導入による業務効率化の大きな可能性を示す好例と言えるでしょう。特に、月の締め処理が丸2日間も短縮された点は注目すべきです。従来は、月末から5営業日かかっていた締め処理が、ZAC導入によって3営業日までに完了するようになったとのこと。これは、従業員の残業時間削減や業務効率向上に大きく貢献するだけでなく、経営判断に必要な情報を迅速に取得できるようになることを意味します。
また、経費精算や勤怠管理の効率化も、従業員の負担軽減に大きく貢献していると言えるでしょう。従来は、経費精算処理に2日、勤怠管理に2、3日もかかっていたものが、それぞれ1日と半日で完了するようになったとのこと。これは、従業員が本来の業務に集中できる時間を増やし、生産性の向上に繋がるだけでなく、従業員の満足度向上にも貢献するでしょう。
さらに、ZACとBIツールの連携によるリアルタイムな経営指標の把握は、経営戦略の策定や意思決定の迅速化に役立ちます。経営状況を常に把握することで、適切な経営判断を下し、企業の成長を加速させることが期待できます。
丹青研究所のZAC導入事例は、クラウドERP導入による業務効率化、従業員満足度向上、経営戦略の改善といった多岐にわたる効果を示すものであり、多くの企業にとって参考になる事例と言えるでしょう。