日本の伝統文化を体感できる特別な機会が、京都の南座で訪れます。2025年に開催される「南座 春・夏の舞台体験ツアー」では、通常は俳優だけが通ることを許されている花道を実際に歩いたり、舞台機構である「廻(まわ)り舞台」や「迫(せ)り」を体験することができます。春の部は4月13日から19日、そして5月2日から6日まで、夏の部は7月26日から8月11日までの予定です。このイベントは2012年に始まって以来、累計で5万人以上の来場者を迎えた人気企画で、2年ぶりの開催となります。
参加者は、自分自身が憧れの俳優になりきった気分で、自由に写真や動画を撮影できるので、多くの思い出を作れることでしょう。また、1階の西側ロビーでは、昭和の時代を感じさせる「まねき看板」や秘蔵の装飾品なども見ることができ、南座の魅力に触れられます。
「舞台体験ツアー」は、紀元前の長い歴史の中で歌舞伎の伝統を受け継ぐ南座のすばらしさを再認識させてくれる特別なプログラムです。
体験の概要
春:2025年4月13日(日)~19日(土)、5月2日(金)~6日(火・休)
夏:2025年7月26日(土)~8月11日(月・祝)
各日5回(①11:00~、②12:00~、③14:00~、④15:00~、⑤16:00~)
所要時間は約30分で、各回定員制となっています。
参加費は2,000円(税込)で、4歳以上からチケットが必要です。
今まさに好評発売中の前売券は、電話予約やWebから簡単に購入できるので、ぜひお早めにお申し込みください。
予約は、チケットホン松竹0770-000-489(10:00~17:00)またはチケットWeb松竹で24時間受付中です。また、当日券も南座の切符売り場で購入可能です。
歴史を背負う南座の魅力
南座は古くから歌舞伎の発信源として愛されてきた劇場で、そのエレガントなデザインは多くの人々を魅了してきました。歌舞伎の文化を守り、未来に受け継ぐ役割を担うこの場所で、演劇の楽しさや深い魅力に触れてみるのは、観光客にとっても地元の方々にとっても素晴らしい体験となることでしょう。
さあ、この特別な舞台体験ツアーで、あなたも日本文化の真髄を味わってみませんか。歌舞伎の世界に浸り、南座の歴史や技術を堪能できるこの機会を見逃さないでください!