経費MIRAI協議会に新たにLayerXとワークスアプリケーションズが参加

経費MIRAI協議会に新たなメンバーが加わる

2025年6月に設立された「経費MIRAI協議会」は、企業の経費精算業務の効率化を図るために作られた任意団体です。この協議会には、出張・経費管理クラウドのリーダーとして知られる株式会社コンカーが幹事企業として関わっています。そしてこの度、株式会社LayerXおよび株式会社ワークスアプリケーションズの2社が新たに参画することが発表されました。これにより、協議会のメンバーは合計6社となります。

経費MIRAI協議会の目的

経費MIRAI協議会は、経費精算に関するクラウドサービスを展開している企業、具体的には株式会社ビズリーチ、株式会社マネーフォワード、株式会社ラクスとともに、日本企業の経費精算業務の実務上の課題を共有し解決するために設立されました。協議会は、業務の効率化や制度対応の改善を目的としており、関係省庁や業界団体との対話を通じて制度と実務の橋渡しを行いながら、日本企業全体のDX（デジタルトランスフォーメーション）を促進し、競争力を高めるための提言と情報発信を積極的に行っています。

各社の意見と期待

コンカー

代表取締役社長の橋本祥生氏は、LayerXとワークスアプリケーションズの参画を歓迎し、経費精算領域における産業間の連携がより一層強化されることを期待しています。「企業の垣根を越えて協働を推進することで、経費精算業務における課題解決に貢献します」と述べました。

LayerX

一方、LayerXの上級執行役員である牧迫寛之氏は、自社のビジョン「働くをラクに、ラクをもっと創造的に」に基づいた取り組みを続ける中で、経費MIRAI協議会への参画が大いに価値あるものであることを強調しました。彼は、「手入力や確認作業から解放されることで、従業員が創造的な業務に集中できる環境を整える」との方針を示し、参画を通じた情報共有や協働によって、日本の業務DXと生産性向上に寄与したいと語りました。