ファンケルが25,000鉢を超える植木鉢を寄贈し地域貢献の輪を広げる

ファンケルが推進するアップサイクルの成果

株式会社ファンケルは、その環境への取り組みの一環として「FANCL リサイクルプログラム」を運営し、使用済み化粧品容器を回収し、新たに植木鉢へとアップサイクルする活動を行っています。このプログラムは2021年7月にスタートし、これまでに全国の直営店舗で約137万本の容器が回収されてきました。

植木鉢寄贈数が25,000に到達

最近、このプログラムにより製造された植木鉢の寄贈数が累計で25,000を突破しました。これらの植木鉢は、横浜市のさまざまな緑化活動に利用されており、特に「ガーデンネックレス横浜」や「人生記念樹事業」などのイベントで積極的に使用され、地域の緑化や景観美化に寄与しています。

様々な取り組みを支える植木鉢

寄贈された植木鉢は、親子向けの「花と緑のワークショップ」などでも活用され、人々が環境について学ぶ良い機会を提供しています。2025年には横浜市及び千葉県船橋市の市民との協力で、より多くの人々が参加できるワークショップを開催する予定です。このように、ファンケルの植木鉢は親子の思い出作りの一助となっています。

廃棄物を再利用する意義

「FANCL リサイクルプログラム」の特徴は、使用済みの化粧品容器が効果的に再利用され、環境にやさしい形で循環させる点にあります。回収された容器は特例子会社「ファンケルスマイル」により、洗浄・分別・粉砕され、新たに植木鉢に生まれ変わります。これによって、プラスチックの廃棄を減少させ、循環型社会の実現に向けた大きな一歩を踏み出しています。

地域とつながる活動

ファンケルの地域貢献活動は、単に植木鉢を寄贈するだけにとどまりません。地域のイベントや企画と連携し、実際に市民が楽しみながら参加できる場を創出しています。たとえば、2025年には「里山ガーデンフェスタ」や「川崎市市民150万本植樹運動植樹祭」といったイベントが予定されており、植樹祭では寄贈された植木鉢が利用される予定です。このような取り組みにより、地域の環境保全意識がさらに高まることでしょう。

今後の展望

ファンケルは、今後もこのリサイクルプログラムを通じて、より多くの地域と連携しながら環境活動を推進していく計画です。消費者との対話を重視し、楽しく参加できる形での環境学習の場を増やすことで、さらなる取り組みの発展を目指します。ファンケルの活動を通じて、私たち一人一人が環境問題に対する意識を見直すきっかけになることを期待してやみません。