ウポポイの新サービス
2024-10-28 19:27:13

ウポポイが西日本の高校向けにアイヌ文化を広める新サービスを開始

アイヌ文化への理解を深める新たな試み



北海道白老町に位置するウポポイ(民族共生象徴空間)が、西日本の高校向けにアイヌ民族に関連する書籍を提供する新しいサービスを始めました。この取り組みは、日常生活の中でアイヌ文化に縁のない地域において、文化への理解を深めるための非常に重要な一歩です。

新サービスの概要


「UPOPOY LIBRARY」と名付けられたこのプロジェクトでは、アイヌ民族に関する50冊の書籍を一つのパッケージとして、高校の図書館に半年間無料で貸し出します。このサービスを通じて、多くの生徒や教員がアイヌに関する文献を手に取る機会を得ることが期待されています。

さらに、貸出期間中には読書感想文の募集や、アイヌ文化を体験できるイベントも開催される予定です。また、地域内の蔦屋書店でも関連書籍の特設コーナーが設けられ、来店者がアイヌ文化に触れる機会を提供します。

対象高校と貸出期間


具体的な貸出先は次の通りです:
  • - 岡山県立岡山東商業高等学校
  • - 近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校
  • - 徳島県立城北高等学校
  • - 徳島県立脇町高等学校

貸出期間は2024年10月から2025年3月を予定しており、利用希望校を随時募集します。このプロジェクトによって、学校訪問の際に事前学習として書籍を活用することが推奨され、より深い理解を促進する狙いがあります。

特設コーナーの設置


ウポポイの取り組みは図書館だけに留まらず、以下の蔦屋書店でも特設コーナーを設け、書籍の紹介や販売を行います。
  • - TSUTAYA BOOKSTORE 岡山駅前:設置期間2024年10月15日~10月28日
  • - 広島 蔦屋書店:設置期間2024年10月22日~12月2日
  • - TSUTAYA 田宮店:設置期間2024年10月15日~10月28日
  • - 高知 蔦屋書店:設置期間2024年10月17日~10月30日

このように、多様な媒体を通じてアイヌ文化への理解を広めることで、地域間の文化交流が生まれ、意識の向上につながることが望まれています。

ウポポイについて


ウポポイは、2020年に北海道白老町にオープンしたアイヌ文化の拠点です。この場所には、道内初の国立アイヌ民族博物館や体験型の民族共生公園が併設されており、訪れる人々がアイヌ文化を五感で体験できる場となっています。

公式ウェブサイトやSNSで最新情報を発信しており、アイヌ文化に興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。公式情報は@upopoy公式SNSで確認できます。


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会社情報

会社名
公益財団法人アイヌ民族文化財団
住所
北海道札幌市中央区北一条西7丁目プレスト1・7 5階
電話番号
011-271-4171

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