ファクス業務効率化
2025-05-13 14:29:10

リコーとインターコム、ファクス業務を効率化する新連携を開始

リコージャパンとインターコムが手を組む



リコージャパン株式会社と株式会社インターコムは、業務のデジタル化を進める新たな提携を発表しました。この連携は、リコーの「RICOH Rule Based Print 電子化ドライバー」とインターコムのファクスサーバーソリューション「まいと~く」シリーズとの組み合わせによって実現します。これにより、ファクス送信業務の自動化が可能となり、企業の業務効率を大幅に向上させることが期待されています。

新機能の概要



5月13日から提供が開始されたこの機能は、RICOH Rule Based Print 電子化ドライバーが紙の帳票をPDF化するプロセスで、顧客情報やファクス番号を自動で抽出し、その情報を基にPDFデータを分割したりファイル名を付与したりします。さらに、CSVフォーマットの出力も可能になります。これにより、主にバックオフィス業務での請求書や注文書のファクス送信が一手に自動化されます。

一方、まいと~くシリーズは、ファクスをペーパーレス化するためのソリューションとして多くの企業に導入されてきました。専用のファクス機や複合機を通じて、紙によるファクスのやり取りをデジタル化します。この連携により、RICOHのシステムが作成したPDFファイルをまいと~くが受け取り、手動での作業を必要とせずにファクスを自動送信できるようになります。

バックオフィス業務のDX促進



近年の業務のデジタル化(DX)の流れにおいて、バックオフィス業務も変革を求められています。特にペーパーレスファクスの需要が高まる中で、この連携は大きな意味を持つといえるでしょう。業務システムとファクスサービスを連携させることで、手間のかかるデータ処理を自動化し、業務の効率化を図ることが可能になります。

これまでは、システム側の改修が必要であったり、手動でのデータ加工が発生したりすることが多かったですが、リコーとインターコムの新たなソリューションを利用することで、その負担を軽減できます。企業はシステムの変更を行うことなく、業務の効率化とペーパーレス化を同時に実現できるのです。

広がるまいと~くシリーズ



まいと~くシリーズは、すでに16,000社以上で導入されている実績があり、業務のデジタル化に貢献し続けています。ファクス業務の効率化だけでなく、送受信の一元管理機能や自動振り分け機能、誤送信防止機能など、さまざまな機能も搭載されており、幅広い業種や企業規模に対応しています。

現在、クラウド型のファクスサービス「まいと~く Cloud」や、オンプレミス型のファクスサーバーソフト「まいと~く Center」といった製品ラインも提供されており、企業のニーズに応じた柔軟なソリューションを用意しています。

企業のデジタルトランスフォーメーションを支援



リコージャパンは、デジタル化を通じて企業の経営課題を解決する様々なソリューションを提供しており、「人にやさしいデジタルを全国の仕事場に」を掲げています。今回の連携は、そのコンセプトに基づく新たな取り組みの一環でもあり、業務ワークフローの自動化や省力化に貢献することが期待されています。

こうした革新的な取り組みにより、企業は持続可能な社会の実現に向けて一歩前進することができるでしょう。リコーとインターコムのこれからの展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
リコージャパン株式会社
住所
東京都港区芝3-8-2芝公園ファーストビル
電話番号
03-6837-8800

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