イトーキが手掛けたJAL本社の新応接エリアの魅力
株式会社イトーキが、日本航空株式会社(JAL)の本社応接・会議エリアをリニューアルしました。このプロジェクトでは、JALのブランド価値を体感できる空間が創造され、訪れる人々に日本らしさと先進性を感じさせる設計がなされています。
デザインコンセプト
新たな応接エリアでは、日本の伝統的なデザイン要素が巧みに取り入れられています。特に、鶴や桜、飛行機をイメージさせる“J”ラインカーブが部屋の随所に配置され、JALのアイデンティティを強く表現しています。使用されているオーク材や組子細工は、日本の職人技を感じさせ、高級感あふれる空間を演出します。
多様な会議室
リニューアルされたエリアは、特に来訪者のニーズに応じた3室の応接スペースが設けられています。これにより、人数や目的に応じて使い分けることができ、空間の柔軟性が高まっています。会議エリアには、先進的なICT環境を整えた部屋が用意されており、話者を追尾するカメラやマイクを導入することで、参加者同士の一体感を生み出し、スムーズな意思決定をサポートします。
企業価値の向上に寄与
このリニューアルは、JALが掲げる中期経営計画において、企業価値の向上にリンクしています。社員が誇りを持って働ける環境を提供することで、顧客への高品質なおもてなしを実現する場となっています。
ITOKI WORK-Style Design
また、イトーキはこの新たなプロジェクトの詳細を『ITOKI WORK-Style Design』というデザインギャラリーサイトで公開しています。2023年12月にオープンしたこのサイトは、デザイナーの視点から先進的な空間デザイン事例を紹介し、企業が持つ価値を体現する空間づくりをサポートすることを目的としています。
このウェブサイトでは「Realize(気づく)」というテーマのもと、オフィス空間の見直しが如何に従業員の生産性やエンゲージメントを向上させるかについてのヒントを提供します。実際の事例やデザインコンセプトを通じて、訪問者は自らのオフィスリニューアルの際の参考になる情報を得ることができます。
まとめ
イトーキが手掛けたJAL本社の新応接・会議エリアは、日本の伝統美と先進技術が見事に融合した空間として、多くの注目を集めています。この取り組みは、企業のイメージを刷新し、ブランド価値を向上させる大きな一歩です。詳細は『ITOKI WORK-Style Design』を訪れてさらに深く知ることができます。
ITOKI WORK-Style Design