冬の津軽、特別な体験 "津軽七雪かまくらアペロ"
青森県・大鰐温泉に位置する「界 津軽」では、この冬限定のイベント「津軽七雪かまくらアペロ」を開催しています。訪れる人々は、白銀の世界の中で、津軽の美味しい食材を堪能し、雪に彩られた幻想的な空間を楽しむことができます。このアプローチは、文豪・太宰治が描いた"七つの雪"というテーマからインスパイアを受けています。
雪国津軽の魅力
津軽地方は特に冬が美しく、辺り一面が雪に覆われます。この地域出身の太宰治は、歴史的な紀行文『津軽』において、雪を7つの異なる種類で表現しました。雪と深く関わってきたこの地だからこそ成しえる、繊細で幻想的な雪の風景が「津軽七雪かまくらアペロ」を生み出しています。ここでは、津軽の伝統や文化と共に、冬の美味しさを深く楽しむ特別な体験を提供しています。
七雪かまくらとその魅力
「津軽四季の水庭」では、冬の期間中に手作りの「七雪かまくら」が登場します。池の中心に設置されるこのかまくらは、かまくら外壁に「こぎん刺し」の模様が施されていて、雪が積もる中で特に美しい光景を映し出します。夕方になると、これらの光がともされ、周囲を幻想的に照らし出します。
大間のまぐろを使った贅沢なアミューズ
本イベントのメインは、青森の冬の味覚、大間のまぐろを七種類の異なる調理法で楽しむ「七雪アミューズ」です。それぞれ異なる食材と組み合わせられ、まぐろの魅力が存分に引き出されています。また、その日の降雪に反応して選ばれる地酒も魅力の一つであり、この特別なひとときのためのマリアージュが用意されています。参加者は、雪の種類に合わせた地酒と共に、料理を楽しむことで、まぐろと雪の素晴らしい調和を体感できます。
津軽七雪こぎん幻燈の美しさ
水庭を美しく彩るのは、koginデザイナーの山端家昌氏が手掛けた「津軽七雪こぎん幻燈」です。各幻燈は色と模様が異なり、こぎん刺しの模様を使いながら、雪の結晶を表現しています。日が落ちた後の光景は、息を呑む美しさです。
イベント情報
「津軽七雪かまくらアペロ」は2026年2月1日から28日までの間、1日1組限定で開催されます。料金は税込5,000円で、七雪アミューズと地酒が含まれています。要予約で、宿泊者に限られていますので、参加を希望する方はお早めに申し込むことをおすすめします。
立地とアクセス
界 津軽は、津軽地方の奥座敷に位置し、自然や文化と触れながら贅沢なひとときを楽しめる宿です。大鰐温泉でのひとときを大切にしたい方には、ぜひお越し頂きたい場所。お風呂でリフレッシュした後、この冬の特別なイベントを楽しむのも良いでしょう。
自然の美しさと津軽文化を体験できる「津軽七雪かまくらアペロ」。この冬の一押しのイベントです。ぜひ足を運んで、心に残る時間をお過ごしください。