尾道市立大学でのキャリア形成研修
2025年7月30日、ARI(アドバンストテクノロジ株式会社)は尾道市立大学にて、就職活動を控えた学生を対象に「キャリア形成研修」を実施しました。この研修は、学生たちがAI技術やIT業界の理解を深め、将来のキャリアを具体的にイメージできるようにすることを目的としています。
研修の概要
研修はオンラインで行われ、木村ゼミの学生9名が参加しました。プログラムは90分のセッションで構成されており、以下の内容が含まれました:
1.
社会とIT業界の関係性
日本のIT企業が果たす役割についての解説が行われ、世界と日本のIT化の進展の違いについて比較されました。
2.
エンジニアの仕事
一般的なプロジェクトの流れや、Webアプリケーション開発、インフラ構築など、実際のエンジニアリングの現場でどのような作業が行われているかが説明されました。
3.
IT業界におけるAI技術の活用
学生たちがゼミで扱っているAIがどのようにエンジニア業務に応用されているのかを、ARIの具体的な事例を通じて解説されました。
4.
AI技術を活用する側に求められること
AIを「使う」だけでなく、「活かす」ために求められるスキルや考え方についての説明があり、どのようにゼミでの学びが職場に活かされるのかが紹介されました。
5.
エンジニアの種類とキャリア形成
異なる職種の理解や専門性の選択、キャリアの広げ方を、ARIのキャリアロードマップを使って説明しました。
6.
学びの整理
興味を持った職種や学びやすいキーワードを振り返り、学生同士で意見を交わしました。
7.
就職活動の本格化に向けて
ヴィ夏の時期を活かした就職活動の進め方や、ARIが提供する1day・3daysインターンシップの案内もありました。
参加学生の声
参加した学生からは多くの前向きなフィードバックが寄せられました。具体的には、業種の分類の理解が深まり、就職後のキャリアプランを考える良い機会になったと感じた学生がいて、IT業界やAIの活用について新たな学びがあったという意見もありました。
昼から開かれたこの研修は、キャリアのイメージを具体的に持つために貴重だったようです。
教員のコメント
尾道市立大学の木村文則准教授は、「都市圏から離れているために就職活動情報が少ない状況に対して、今回の研修が実際の企業活動やIT業界の現状を知る良い機会となった」とコメントしています。学生たちは、業界に実際にいる方の話を聞くことで、キャリアの可能性を広げるチャンスを得られたとしています。
ARIの採用と育成
ARIは毎年新卒採用を行い、入社した学生たちにはインターンシップや社内研修プログラムを用意しています。新卒者の3年後の在籍率は88%と、長期的に社員を支える体制が敷かれています。さらに、社会人として必要なスキルを研修を通じて段階的に育成していくことに力を入れています。
会社概要
ARIはクラウド技術とデータ・AIの活用によってビジネスのデジタルトランスフォーメーションを推進している企業であり、説得力のあるビジネスゴールの実現に向けて、様々なサービスを提供しています。自社で展開するクラウドとデータやAIを活用したソリューションは専門性があり、企業の課題解決に貢献しています。詳細は
公式ウェブサイトをご覧ください。