気仙沼の美味しいかつお
2025-08-20 17:18:05

気仙沼産の旨かつおを楽しむ「旬かつお祭り」の全貌

「気仙沼産の旨かつおを楽しむ「旬かつお祭り」の全貌



東京で「気仙沼旬かつお祭り」が開催されることが発表されました。このイベントは、2025年9月12日から10月31日までの約7週間にわたって、気仙沼市と株式会社フーディソンによって共同主催されます。気仙沼産のかつおの魅力を存分に体験できる機会であり、ファン待望のイベントとなっていることが期待されています。

生鮮流通に新しい循環を目指す



株式会社フーディソンは、「生鮮流通に新しい循環を」というビジョンを掲げ、気仙沼市デジタル水産業推進協議会と協力し、このかつお祭りを実現しました。気仙沼は28年連続で生鮮かつお水揚げ量が日本一を誇る地域であり、この地域におけるかつお漁の重要性を再認識することが目的の一つです。本イベントは地域ブランド確立やかつおの価値向上を目指し、首都圏と生産地を結ぶ新しい流通モデル構築への挑戦でもあります。

「かつおのまち」を全国に発信



東京都内の鮮魚専門店「サカナバッカ」の6店舗とその他の小売店や飲食店で行われる祭りでは、気仙沼産のかつおを使用した特別メニューが登場します。イベントを通じて、気仙沼かつおの本来の味わいを首都圏の人々に知ってもらい、再発見してもらうことを狙います。

気仙沼のかつおは、その流通の透明性が不足しており、消費者が本当に新鮮なかつおを味わえていないかもしれないという課題がありました。そこで、「かつお祭り」を契機に、漁獲から消費に至るプロセスを見える化し、消費者が安心して新鮮なかつおを楽しめるようにする取り組みが行われます。

鮮度情報の共有と新しい流通モデル



具体的な取り組みの一環として、いつおよびどのように漁獲されたかといった詳細情報を消費者に提供します。また、かつお流通に有用なさまざまなデータも集め、消費者にとっての価値を高める情報を生み出します。これにより、消費者の期待を超える最高の鮮度のかつおを届けるための新しい流通(最適なバリューチェーン)を構築することが目指されます。

加速度的に成長する「かつおのまち・気仙沼」



気仙沼市は、そもそも「かつおといえば土佐や焼津」といったイメージからの脱却を目指します。かつては県外の者にとって知られざる存在だった気仙沼かつお。しかし、気仙沼港には依然として多くの漁船が集まり、強い地域の絆によって今でも「かつおのまち」として名を馳せています。祭りを通じてこの地域の魅力が発信されることを期待してやみません。

実施詳細と特別メニュー



「気仙沼旬かつお祭り」の実施期間は2025年9月12日から10月31日。サカナバッカの6店舗を中心に、都内の小売店や飲食店でも特別メニューが提供されます。また、各参加店舗では、気仙沼かつおを使った料理や鮮魚の販売が行われるほか、特別な輸送サービス「はこビュン」を利用し、当日漁獲されたかつおを迅速にお届けする企画もあります。

市長のコメント



気仙沼市長の菅原茂氏は、本市が28年連続の水揚げ日本一を誇ることに言及し、かつお祭りが地域ブランドの再認識に大きな役割を果たすと強調しました。また、鮮度を守るために新幹線輸送を活用した取り組みを行っている点をあげ、祭り期間中に訪れる皆さんには新鮮でなじみの深い美味しいかつおを楽しんでほしいと語っています。

地元の声と期待



フーディソンの地方創生ディレクター山本徹は、気仙沼かつおの素晴らしさを首都圏の人々に知ってもらいたいと考えています。この祭りを通じて、流通の新しい価値を形成し、消費者にとって有意義な体験を提供したいとも述べました。さらに、消費者にとって“東京にいながら現地のかつおが楽しめる”という新感覚を提供できるこの機会を、是非残してほしいとのこと。

この機会にぜひ、東京にいながら気仙沼の旬のかつおを楽しみ、その魅力を再発見ください。


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会社情報

会社名
株式会社フーディソン
住所
東京都中央区勝どき3-3-7ケンメディアビル5階
電話番号

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