ブロードリーフ、革新的なクラウドサービスを展開
株式会社ブロードリーフは、「Partsman.c」という新しいクラウド型自動車部品流通ネットワークシステムを2024年9月24日から提供することを発表しました。このサービスは、自動車部品商向けに特化したもので、業界のデジタル化が進む中、経営力強化を支える重要なツールとなることを目指しています。
背景:自動車産業の変革期
近年の自動車産業は、「100年に一度の変革期」と言われており、特に自動運転技術の進展やデジタル化が加速度的に進んでいます。それに伴い、自動車整備現場でも人手不足やオンライン販売の拡大が課題として浮き彫りになっています。こうした環境の中、ブロードリーフは自動車部品商が直面する経営課題をデザインし解決するために「Partsman.c」を開発しました。
Partsman.cの特長
「Partsman.c」は、クラウド型の利便性を最大限に活用しており、どこからでも簡単にアクセス可能です。クラウドサービスとしては、整備業向けの「Maintenance.c」や鈑金業向けの「Repair.c」がすでに展開されており、これらとの連携も容易です。主な機能としては、以下のポイントがあります。
業務効率の大幅向上
- - アクセスの利便性: クラウド型のサービスであるため、部品の注文や納品手配を、外出先でもスマートフォンやタブレットから行うことができます。
- - 事前の部品手配: 整備工場との情報共有を行うことで、顧客からの問い合わせを待つことなく、必要な部品を先取りして手配できます。
- - トラッキング機能: 部品の入庫から配送までの一連の流れがトラッキングでき、誤配送や再配達にかかるコストを削減することが可能です(この機能は将来的に実装予定)。
電子受発注の向上
- - 充実したデータベース: 過去40年の整備情報に基づいた高信頼性かつ豊富な自動車部品のデータを提供します。
- - 部品検索の精度向上: 新しいBLコードによる部品検索が可能になり、ユーザーは必要な部品を迅速に見つけ出すことができます。これにより、より多くの従業員が受発注業務に参加できるようになります。
経営改革へ向けて
ブロードリーフは、「Partsman.c」を通じて、自動車部品商の業務効率化だけでなく、経営改革の実現にも貢献することを目指しています。この新サービスによって、モビリティ業界の事業者が抱える多様な課題に対応し、今後のデジタル化を強力にサポートしていく方針です。
会社概要
ブロードリーフは、新たなITソリューションを通じて環境変化をビジネスチャンスへと変えることを目指しています。モビリティ産業のオンリーワンのプラットフォームとして、SaaSやマーケットプレイス型のサービスにより、業界の多様なニーズに応えていきます。
- - 本社所在地: 東京都品川区東品川四丁目13‐14 グラスキューブ品川8階
- - 代表取締役社長: 大山 堅司
- - 公式ウェブサイト: ブロードリーフ公式サイト