NECプラットフォームズ、スマートホーム分野への参加を強化
NECプラットフォームズは、国際的なスマートホームの標準規格「Matter」を策定する団体、Connectivity Standards Alliance(CSA)に参加することを発表しました。2023年12月4日より「Participant」会員となり、この分野での重要な役割を担うことになります。
この新たな参加は、NECプラットフォームズが展開するIoTやAIを活用したスマートホーム環境の構築に、さらなる加速をもたらします。具体的には、通信事業者向けのホームゲートウェイや一般家庭向けのルータをはじめ、ネットワーク機器の状態把握や管理を行う「NetMeister」といった先進的なサービスを通じて、効率的で快適な生活を支援します。
「Matter」による相互運用性向上
「Matter」は、IoTデバイスの相互運用を実現する国際標準規格であり、様々なスマート家電の統合を容易にします。NECプラットフォームズの製品群は、このMatter規格と密接に関連しており、同社が活動する中でこの規格がもたらす利便性に大きな期待が寄せられています。
NECプラットフォームズ社はさらに、国内においても一般社団法人LIVING TECH協会に11月29日に加盟し、スマートホームの促進に向けたコミットメントを強化しています。これにより、同社は幅広いステークホルダーと連携し、スマートホーム市場の拡大へと貢献する意向を示しています。
持続可能な未来に向けた取り組み
NECプラットフォームズは、ITを駆使したハードウェアの開発を通じて、持続可能な社会に向けた価値を創造することに重点を置いています。AI、IoT、クラウド技術を活用し、より安心で公平、効率よく生活できる社会の実現を図る姿勢が伺えます。
Connectivity Standards Allianceとは?
Connectivity Standards Allianceは、約600社の企業が参画する団体で、スマートホームにおける相互運用性の標準規格を設定しています。特に、Matter規格の開発においては、世界的な協力を通じた革新を目指しています。公式ウェブサイトには、さらに多くの情報が掲載されています。
LIVING TECH協会について
LIVING TECH協会は、「人々の暮らしを、テクノロジーで豊かにする」というミッションのもと、住宅関連企業やメーカーなどが参加する団体です。スマートホームの普及に向けた多彩な活動を展開し、より良い暮らしを提案していきます。
NECプラットフォームズの取り組みは、今後のスマートホーム市場を大きく変革する力を秘めています。この分野の進展に注目が集まる中、同社の価値創造のステージが新たな高みへと進化することが期待されています。