電気火災防止策
2024-11-08 15:32:17

旧開智学校校舎の電気火災防止策、日東工業の先進技術が採用

旧開智学校校舎の魅力と日東工業の取り組み



長野県松本市に位置する旧開智学校校舎は、近代学校建築として初めて国宝に指定された文化財です。この校舎は、明治6年に開校され、近代教育の象徴ともいえる存在です。文化史的にも深い意義を持つこの建物は、2021年より耐震対策を行い、2024年11月9日には再開館します。

日東工業の電気火災防止技術



そんな旧開智学校校舎にこのたび、日東工業株式会社の最新技術「放電検出ユニット(スパーテクト)」と「感震ブレーカー」が導入されました。これらの製品は、電気設備の安全性を確保するために設計されています。

スパーテクトは、屋内で発生する火花放電を独自に検出し、電気火災を未然に防ぐための製品です。この技術は、日本初のもので、特に目視が難しい壁内配線などでの発火を事前に防止することが可能です。これにより、旧開智学校校舎はさらに安全な施設となります。

また、感震ブレーカーは大地震発生時に揺れを感知し、自動的に電気を止める器具です。不在時に電気火災が発生するリスクを軽減し、避難時の危険を回避することを目的としています。

旧開智学校校舎の歴史と建築様式



旧開智学校校舎は「擬洋風建築」と称される独特なスタイルを持っています。明治9年に建てられ、長い間使用されてきたこの校舎は、文明開化の象徴であり、各歴史的建物の中で特別な位置を占めています。

その建物は、八角の塔屋と寺様式のアーチ窓を持ち、その上に雲と共に描かれた二人のエンジェルが「開智学校」の旗を掲げています。この魅力的な外観は、近代化を推進した証でもあり、多くの人々が訪れる理由ともなっています。

未来への取り組み



日東工業は、スパーテクトや感震ブレーカーの導入を通じて、歴史ある建造物の保護だけでなく、地域社会の安全を向上させることに注力しています。旧開智学校校舎が再開館される際には、最新技術が施された安全な環境で、訪れる人々を迎えることとなります。

文化財としての役割を果たしつつ、先進技術によって守られる旧開智学校校舎の姿には、今後も目が離せません。日東工業の取り組みが、他の歴史的建物にも波及し、さらなる文化財の保護に繋がることを期待します。


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会社情報

会社名
日東工業株式会社
住所
愛知県長久手市蟹原2201
電話番号
0561-62-3111

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