機械翻訳プラットフォーム「XMAT」新UIの全貌
機械翻訳サービス「XMAT(トランスマット)」が、全体のユーザーインターフェース(UI)を刷新しました。2021年1月に初めて登場したこのプラットフォームは、その後も多くの機能追加や改良を重ねてきました。PDFやOCR機能、翻訳エンジンのカスタマイズなど、様々な新機能が順次導入され、着実にその進化を続けています。ただ、その反面、随時増えた機能がもたらしたデザインや操作体系のバラつきが課題として浮上していました。
リニューアルの背景
XMATは新しいUIデザインを採用することで、使いやすさと視認性を高めることを目的としています。これにより、ユーザーは各機能へ迅速にアクセスできるようになり、業務の効率化も実現されます。このリニューアルの背景には、ユーザーからのフィードバックが反映されており、より良い操作環境を提供するための努力が伺えます。
新しいUIの特徴
今回のリニューアルでは、
統一感のあるデザインが大きな特徴です。具体的には、ボタンの配置やメニュー構成が見直され、ユーザーが求める機能にすぐにアクセスできるようになっています。これにより、従来のように機能を探す時間が減り、スムーズに翻訳作業を行うことができるようになります。特に、ファイル翻訳機能の新しいUIでは、直感的な操作を重視しており、多くのユーザーが実際の作業でその利便性を実感できることが期待されています。
XMATの多彩な機能
XMATは、多様な機械翻訳エンジンを搭載しており、利用者は自動翻訳から先進的なAI技術まで幅広い選択肢を持っています。具体的には、
「Quick MTテキスト翻訳」を使えば、簡単な操作で多様なテキストの翻訳が可能です。また、
「Quick MTドキュメント翻訳」を利用すれば、WordやExcel、PowerPoint、PDFなど10種類以上のファイル形式を一括して機械翻訳することができます。
さらに、原文の編集から出力結果の編集が可能な高機能エディタ「Quick PE」も搭載されており、この機能を使うことで作業の効率も飛躍的に向上します。これにより、ユーザーは精度の高い翻訳・編集作業を簡単に行うことができるでしょう。
利用料金とトライアル
XMATの利用料金は、1ユーザーあたり月額5,500円(税込)からで、月間翻訳文字数に制限がありません。また、無償トライアルも用意されており、2週間の試用が可能です。特にカスタマイズ機能については、1か月間のトライアルが用意されているため、初めての方でも気軽に試してみることができます。
まとめ
「すべての人に機械翻訳を」という理念のもと、XMATは常に進化を続けています。新たにリニューアルされたユーザーインターフェースは、視認性と直感的な操作を追求した設計となっており、ユーザーのニーズに応えたものです。今後も、XMATは最新の技術を取り入れ、より快適で効率的な翻訳体験を提供し続けることでしょう。機械翻訳未経験者から上級者まで、ぜひ新しい「XMAT」を試してみてはいかがでしょうか?
公式サイト:
XMAT 公式ページ
会社情報
「XMAT」を提供する株式会社川村インターナショナルは、東京都新宿区に本社を置き、翻訳・機械翻訳の分野で豊富な経験を持つ企業です。1986年に設立され、今後も翻訳ソリューションに力を入れ、ユーザーの様々な要望に応えていくことを目指しています。ホームページ:
株式会社川村インターナショナル