地域密着のスパークリングワイン「KAHOKU BLUE」誕生
石川県かほく市を拠点に活動するプロバレーボールチーム、PFUブルーキャッツ石川かほくが新たな取り組みを発表しました。それは、地域特産の高松ぶどうを用いたスパークリングワイン『KAHOKU BLUE』の製造です。このプロジェクトは、地元の農業協同組合や生産者の協力を得て仕上げられました。
プロジェクトの始まり
PFUブルーキャッツは、地域に根差したチームとしてのアイデンティティを強化するための挑戦の一環として、このスパークリングワインの製造を進めてきました。高松ぶどうは百年以上の歴史を誇る特産物で、その魅力を全国に広めたいという思いが込められています。プロジェクトのキックオフには、かほく市の市長やJA石川かほく、高松ぶどう生産組合の代表者たちも参加し、完成披露記者会見が行われました。
「KAHOKU BLUE」の特色
『KAHOKU BLUE』は、750mlのボトルに詰め込まれた果実の美味しさを詰め込んだ一品で、デラウェア品種の高松ぶどうを使用しています。アルコール分は8%で、やや濁った雰囲気のスパークリングワインです。販売価格は3,900円(税込)で、収益の一部は令和6年能登半島地震復興支援の義援金として使われます。
パッケージデザインは、日本を代表するアートディレクターである秋山具義氏が手がけており、見た目にも楽しめる商品となっています。このワインは、ただの飲み物ではなく、地域の歴史や未来をつなぐ象徴としても期待されています。
地域社会とのつながり
『KAHOKU BLUE』の販売は、PFUブルーキャッツが地域への愛着を深め、コミュニケーションを促進するための一歩でもあります。このワインは、日常のシーンでの祝い事や感謝の気持ちを伝えるためにも適しており、旅の思い出や試合の勝利の乾杯にもぴったりです。
スポーツ庁が主催するスポーツオープンイノベーション推進事業にも採択されるなど、このプロジェクトは地域活性化を目指す取り組みとして注目されており、次世代のぶどう栽培の魅力を発信する役割を担っています。
まとめ
スパークリングワイン『KAHOKU BLUE』は、地域の誇りを国内外に広めると同時に、スポーツの力を通じた新たな地域振興の形を示しています。800本限定販売という貴重な機会を、ぜひお見逃しなく。また、購入はホームゲーム会場やオフィシャルオンラインストアから可能です。ワインを通じて、かほく市とのつながりを感じていただければ幸いです。