生体認証決済
2015-10-16 18:20:01
ハウステンボス―世界初の生体認証決済「Liquid Pay」が実現
世界初の生体認証決済「Liquid Pay」導入で未来の決済が変わる
長崎県に位置するテーマパーク、ハウステンボスで、世界初の生体認証決済サービス「Liquid Pay」のテスト導入が開始されました。この革新的な決済システムは、「テンボス通貨」として地域通貨の形で提供され、手軽かつ安全な決済体験を実現します。
手ぶら決済の新体験
お客様は園内に入る際、一度エントランスで生体認証の登録を行います。以降は財布やカードを持ち歩く必要はなく、指紋だけでレストランやショップでの支払いをスムーズに行うことができるのです。このシステムは特に会員向けのプレミアムサービスとして提供されるため、参加者は特別な体験を楽しむことができます。
高いセキュリティと低コストの両立
「Liquid Pay」は、従来の決済方法に比べてはるかに簡単な登録プロセスを提供します。指紋による生体認証は複製不可能であり、そのためトラブルや不正利用のリスクが大幅に低減されます。また、指紋情報は暗号化されて管理されているため、仮に情報流出があったとしても実際の指紋画像が外部に知られる心配はほとんどありません。すなわち、安心してご利用いただけます。
「Liquid Pay」の仕組み
このサービスは、指紋を決済IDとして利用します。従来のICカードなど costlyなシステムから脱却し、より低コストで、即時に決済IDを発行できる点が特徴です。また、SMS配信機能を活用したマーケティング施策も展開可能で、店舗側にもメリットが多くあります。これにより、利用者には利便性を、店舗にはビジネスチャンスを提供することができます。
独自の生体認証エンジン
「Liquid Pay」を支える技術は、既存の生体認証技術とは一線を画しています。従来は、カードやスマートフォンと組み合わせた確認手段が主流でしたが、当社は独自に開発した高速処理能力を持つ認証アルゴリズムによって、ユーザー数の増加による照合時間の遅延や精度の低下を克服しました。この技術は、指紋に限らず虹彩や顔認証にも適応可能で、将来的には生体認証のスタンダードとなることでしょう。
企業のビジョン
株式会社Liquidは、「本人であることが本人を証明する手段になる当たり前の世界を作る」というビジョンのもと、画期的な生体認証技術の開発に取り組んでいます。厚生省が支援する「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム」に選ばれ、東京大学エッジキャピタルなどからも出資を受けています。
今後、Liquidはオフィス、学校、病院向けの認証システムや飲食店向けの決済システム、会員管理システムなど、様々な分野で事業を拡大する見込みです。特に、セキュリティ面の課題や高コストがネックとなっている金融分野への進出に期待が寄せられています。
このように、ハウステンボスでの「Liquid Pay」の導入は、未来の決済の在り方を示唆する革新となるでしょう。手ぶらでの安心・快適な決済を体験してみませんか?
会社情報
- 会社名
-
株式会社Liquid
- 住所
- 東京都中央区日本橋本町3-8-3日本橋ライフサイエンスビルディング3(5階)
- 電話番号
-
03-4530-3002