新たな個人情報活用の時代が到来
アステリア株式会社と株式会社アグレックスは、データ連携ツール『ASTERIA Warp』とアグレックスの『個人情報秘匿システム』を接続する専用アダプターを2026年5月19日から提供開始すると発表しました。この取り組みは、個人情報を安全に扱いながらも、その品質を保ちながら利活用することを目的としています。
個人情報秘匿システムアダプターの開発背景
近年、AI技術の進化とともに情報分析のニーズが高まり、個人情報を含むデータを活用する機会も増えています。しかし、情報漏えいのリスクがつきまとう中で、安全にデータを利用する方法が求められています。従来のマスキングシステムではデータの分析や活用価値が著しく低下する場合があり、より効果的なアプローチが必要です。
そこでアステリアは、ノーコードによるデータ連携ツール『Warp』を用いることで、プログラミングの知識がなくても企業データを効果的に連携可能にしています。特に、企業における個人情報の利用、分析を推進するためには「安全性」と「データ品質」の両立が不可欠です。
アグレックスが開発した『個人情報秘匿システム』は、実データに近い高品質な架空データを生成することで、個人情報の属性を維持したまま情報を秘匿する新しい手法を提供します。
アダプターの機能
新たに登場する『個人情報秘匿システムアダプター』により、ユーザーは『Warp』の設計画面から秘匿化・変換機能を簡単に呼び出し、データ連携フローに組み込むことができます。これにより、以下のような利点があります。
1.
安全なデータ連携
個人情報を外部システムに出さずに、安全にデータを連携することが可能です。これにより、情報漏えいのリスクを著しく軽減します。
2.
ノーコードによるフロー構築
プログラムを用いなくても、画面操作だけで秘匿処理を組み込むことができます。これにより、開発者でなくとも簡単に利用が可能になり、迅速な要件変更にも対応できます。
3.
多様なシーンへの適用
秘匿システムに標準搭載された辞書機能により、実際のデータの性質を維持したまま秘匿が行えます。このため、本番データに即した高品質なテストデータや分析データを容易に生成できるのです。
提供価格
このアダプターの利用にあたっては、以下のライセンスが提供されています。
- - 通常ライセンス: 40万円〜(別途メンテナンスサービス料6万円〜/年)
- - サブスクリプション型ライセンス: 2万円〜/月(別途初期費用300万円〜、保守費用45万円〜/年)
今後の展望
両社は、この個人情報秘匿システムアダプターを活用し、ユーザー企業のビジネスプロセスを更に高度化するための取り組みを強化していく方針です。また、AIの安全な活用を推進し、日本企業の競争力を高めるために貢献していく予定です。
アステリアは、さまざまな情報源と連携し、AIを用いたデータの利活用を進めることで、業務の効率化や自動化の支援に努めます。
アグレックスは2027年度までに、Warpビジネスによる売上高2.5億円を目指し、豊富な経験をもとに企業のデータ活用のさらなる向上に寄与していきます。
この新しい個人情報秘匿システムアダプターにより、多様な業界でのデータ活用が進むことが期待されています。詳細については
こちらのリンクをご覧ください。