陸送界のDX革命
2025-04-21 10:44:44

現場を変えるDXの導入で陸送業界をリードするゼロの挑戦

現場を変えるDXの導入で陸送業界をリードするゼロの挑戦



株式会社ゼロは、車両輸送のリーディングカンパニーとして全国に広がるネットワークを持ち、新車から中古車、高級車まで、あらゆる車両を安全かつ確実に届けるサービスを提供しています。特に注目すべきは、同社が導入した業務専用アプリ「mola」です。このアプリは、車両輸送時の情報管理をデジタル化し、40種類を越える紙書類を一元管理することができる類を見ないシステムとして、陸送業界に革新をもたらしています。

「mola」による業務効率化



「mola」は、まずタブレット版として導入され、その後スマホ版にも拡張されました。ゼロのDX戦略室が中心となり、開発が進められました。佐野室長は、「車両の預かり書などの手書き運用は記入ミスやドキュメント検索の手間、保管スペースの問題があった」と語ります。こうした課題を解決するために、現場経験の豊富なメンバーを集めて意見を交わしながら開発が進行しました。

2023年の導入から、効果は顕著で、ドライバーおよび事務担当者の作業時間は従来の50分から15分に短縮されました。年間作業時間も、1290時間から341時間への削減が見込まれ、業務が格段にスムーズになっています。これにより、納車時の状態説明がより正確かつ迅速にできるようになりました。

社員の熱意と徹底的なサポート



全国3500名のドライバーにアカウントを配布し、その半数には「mola」の有効性を直接説明してきたゼロのチーム。しかし、新しいシステムに対する抵抗は根強く、多くのドライバーが「使いづらい」と感じていました。こうした課題に対して、DX戦略室は全国各地でセミナーを開催し、丁寧なレクチャーを行いました。

間野課長は「導入拠点数は93に達し、モバイル端末の配布台数は4000台を超え、導入実施率は90.2%に達しました」と述べ、DX化の進展ぶりを強調します。徐々に理解と納得が広まり、アナログからデジタルへの移行が着実に進みました。

さらなる可能性の追求



ゼロの「mola」導入は、業務効率化やコスト削減、顧客満足度向上に寄与していますが、同時にデジタルに不慣れなスタッフへの継続的なサポートやローカルルールの統一といった課題も残っています。これらの問題については、地道な現場支援が求められています。

今後は、日報など未デジタル化の業務や、AIによる車両傷の自動判定機能を導入することで、さらに幅広い業務のデジタル化を進める計画です。「mola」は、車両輸送業務に不可欠なインフラとして、業界のデジタル変革を牽引する存在を目指しています。

メディアへのご案内



株式会社ゼロでは、今回の「mola」導入に関する取材依頼を随時受け付けています。デジタルツール導入の詳細や現場の支援体制について、ぜひお話しさせていただきたいと思います。

【お問い合わせ先】
株式会社ゼロ 広報担当
TEL:044-520-0106
Email:[email protected]
Web:https://www.zero-group.co.jp



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会社情報

会社名
株式会社ゼロ
住所
神奈川県川崎市幸区堀川町580番地ソリッドスクエア西館6階
電話番号
044-520-0128

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