シェルパ、APAC初のS&Pグローバルの認定パートナーに
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下、シェルパ)は、S&P Global Inc.の子会社であるS&P Global Switzerland SAと連携し、2025年4月1日より「認定S&PグローバルCSAタクソノミーパートナー」の称号を得ました。この新たな認定により、シェルパは企業向けのESG情報開示を支援するプラットフォーム「SmartESG」の重要性をますます高めています。
背景と目的
シェルパは、2024年7月に発表したMDA締結を受けて、S&P Globalの「CSA」プラットフォームとのAPI連携を実現しました。この連携により、ユーザー企業は「SmartESG」を通じて自社のサステナビリティデータを一元管理し、CSA調査に対する回答を容易に行うことが可能になります。これまでのようにデータ転記作業を行う必要がないため、業務の効率化が図られています。
さらに、現在すでに多くの企業が「SmartESG」を導入し、API連携によって大いに利便性を実感しています。シェルパが提供するこのサービスは、企業が持続可能な経営を目指す上での強力なツールとなることでしょう。
認定S&PグローバルCSAタクソノミーパートナーとは?
S&PグローバルのCSAは、企業のサステナビリティに関する取り組みを評価するためのプラットフォームであり、評価は毎年実施されます。これにより企業は、持続可能性に重きを置く投資家たちに対して、自社のパフォーマンスをベンチマークすることができます。
シェルパが「認定S&PグローバルCSAタクソノミーパートナー」に認定されたのは、この連携以降の実績が評価された結果であり、APACでの初の事例となります。これにより、シェルパの信頼性と影響力は一層強化されていくことでしょう。
SmartESGの特長
「SmartESG」は、企業のESGデータを一元管理し、サステナビリティ活動の分析を行うためのクラウドサービスです。具体的には、以下の機能を提供しています:
- - ESGデータの一元化: 異なる部署や関連会社からのデータをまとめ、情報の整合性を確保します。
- - 情報管理の標準化: 各部署における情報管理・収集プロセスを標準化し、効率的な情報開示を実現。
- - ESGマトリクス: 主要なESG項目をマッピングし、評価機関が求める要件を明らかにすることで、企業のESG評価を向上させます。
これらの利点により、企業は市場での競争力を高め、持続可能な成長を遂げることが可能になります。
今後の展望
シェルパは今後も「SmartESG」の導入企業のフィードバックを受けて、サービスの改良やパートナーシップの拡大に努めます。この努力により、企業のサステナビリティ経営を一層推進していきたいと考えています。
会社概要
- - 企業名: シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
- - 本社所在地: 東京都品川区南大井6-4-22 東京ネオンビル2階
- - 設立: 2019年9月
- - 事業内容: ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」の提供、ESGに特化したメディアの運営
詳細情報については、シェルパの公式サイトをご覧ください。