「Zeroboard」がASEAN進出で好調な導入実績を達成
株式会社ゼロボード(東京都港区)が開発したGHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」が、ASEAN地域での有償導入社数が250社を超えたことが発表されました。このニュースは、企業の環境への配慮が高まりつつある中、特に注目されています。
背景と導入の経緯
ゼロボードは2022年8月より、タイを拠点に脱炭素経営をサポートする活動をスタートし、日本企業の製造拠点に「Zeroboard」を導入。以来、カーボンフットプリントの算定や可視化、削減に向けた支援を提供してきました。2023年3月には現地法人を設立し、ASEAN地域全体への展開を本格化させています。
この地域では2050年にカーボンニュートラルを達成することを目指し、各国で脱炭素に向けた取り組みが進行中。日本政府も、アジア地域でのルール作りに積極的に関与し、GHG排出量の「見える化」を含む施策を推進しています。ゼロボードはこの流れを受け、JETROやAMEICCとの連携も図りながら、ASCAN各国で脱炭素化支援を展開してきました。
多言語対応と地域連携
「Zeroboard」は、海外での利便性を考慮した多言語対応や固有の排出原単位の活用といった新機能を追加し、日系企業だけでなくASEAN地域のローカルパートナーとの協業も強化。これらの施策の結果、導入企業が250社に達しました。この成果は、企業のサステナビリティ経営を牽引する重要な一歩といえるでしょう。
未来への展望
今後、ゼロボードは企業単位でのサステナビリティ経営の支援をさらに強化し、ASEAN地域のカーボンニュートラル実現に貢献していく考えです。また、「Zeroboard」はGHG排出量の算定に加え、業界特有のニーズにも対応するために様々なプロダクトを展開。今後も建設業界向けや物流業界向けの特化型ソリューションを提供し、ESG情報の一元化を目指しています。
会社概要と連絡先
タイ法人
- - 社名:Zeroboard(Thailand)Co.,Ltd.
- - 所在地:バンコク 10110
- - 設立:2023年3月31日
本社
- - 社名:株式会社ゼロボード
- - 所在地:東京都港区三田三丁目5-27
- - 設立:2021年8月24日
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