産官学民連携で進める健康長寿社会の実現に向けた新たな取り組み

産官学民連携による健康長寿社会の実現

株式会社明治が参加する「フレイル予防推進会議」が2024年7月24日に設立され、地域全体でのフレイル予防活動を推進することが発表されました。今回の取り組みは、急速に進展する日本の高齢化社会に対し、自治体や産業界とともに対応していくことを目的としています。

フレイル予防とは？

フレイルとは、加齢などの影響により心身が虚弱な状態を指し、高齢者の健康を損なう要因とされています。このフレイルを予防することが、健康寿命を延ばし、より充実した生活を送るための鍵とされています。日本は2025年以降、85歳以上の高齢者が急増すると予測されており、この問題に対して地域全体で取り組む「ポピュレーションアプローチ」が必要とされています。

フレイル予防推進会議の取り組み

「フレイル予防推進会議」では、自治体と産業界が一体となり、高齢者のフレイル予防に関する普及啓発活動を行っています。本日開催された「第2回フレイル予防推進会議総会・シンポジウム」では、フレイル予防の普及啓発宣言が発信されました。地域の皆さんが取り組んでいる健康増進や疾患予防の方法を集団的に促進するための方策が、今後ますます重要です。