ドットコンプラス - 世界の未来を変える透水性舗装材
ポンプマン株式会社が新たに発表した「ドットコンプラス」は、従来の透水性コンクリート「ドットコン」の進化版として、都市インフラに革新をもたらす製品です。この新たな舗装材は、これまでの課題を解消し、全く新しい機能とデザインを持っています。
ドットコンプラスの誕生背景
「ドットコン」は、高い透水性と施工の容易さから多くのユーザーから好まれてきました。しかし、ハイヒールや杖を使用する人々に対する安全性や、デザインの選択肢、耐荷重性の制限といった課題が残っていました。「ドットコンプラス」は、これらの問題に対応し、さらなる進化を遂げました。
特徴と革新ポイント
多彩なデザイン展開
新しい透水性舗装材は、600mm角の正方形パターンに加え、長方形や六角形のデザインをも用意しており、様々な景観に馴染む美しさを持っています。
用途に応じた構造厚
利用目的や場所に応じて、厚さ15cmのタイプは大型車両の使用にも耐えられる設計、さらに厚さ10cmタイプは一般住宅に最適で、工事コストも大幅に削減可能です。
型枠・収縮目地不要の一体構造
施工が簡単で、型枠や収縮目地が必要ないため、手間と時間を節約できます。
透水+貯留のハイブリッド構造
この新しい透水構造は、表面から水を下層に導き貯水する仕組みを持ち、雨水浸透施設として機能します。これにより、各種行政からの助成も受けやすくなります。
水勾配不要の完全水平施工
「ドットコンプラス」は、世界初の水勾配なしでの水平施工を実現し、設計の自由度が向上。また、美観や安全性にも寄与します。
スリットからのメンテナンス
詰まりが発生した際でも、1cmのスリットからメンテナンスが可能で、長期間透水性能を維持することができるのも特徴の一つです。
世界が注目する製品
「ドットコンプラス」は、東京において2025年7月に試験施工を行い、9月には正式販売を開始します。すでにサウジアラビアのジェッタでの施工が決定し、他にもタイやアフリカでの問い合わせが急増中です。
持続可能な未来を支える技術
この新しい舗装材は、水害対策や水資源の保全、マラリア対策など持続可能社会の実現に寄与します。東京都からも高く評価されており、大規模都市開発にも役立つと期待されています。
今後の展開
国内では横浜での「TIGAD-9」展示会にも出展予定。世界的な需要が高まり、今後はさらに多くの地域に展開する計画です。
「ドットコンプラス」は、未来の都市インフラを支える次世代透水構造体として注目されています。製品に関するお問い合わせやお見積もりは、ポンプマン株式会社までお気軽にどうぞ。