第4回ユネスコウィークが12月5日からスタート
ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)による第4回ユネスコウィークが、2025年12月5日から始まります。このイベントは、ユネスコ及びその関連活動に対する理解を深めることを目的としており、広範囲な対象者が参加できるチャンスです。特に、ユースや地域のユネスコ活動を推進する方々、さらに持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた取り組みをしている業界のプロたちからの参加を歓迎しています。
今年は、文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、ACCUの主催によるメインイベントに加え、全国各地の多様な関連団体が様々な催しを企画しています。これにより、一層充実したプログラムが提供されますので要注目です。
主なプログラムの紹介
第17回ユネスコスクール全国大会
この大会は「ユネスコスクールの目指す教育と学び-2023年ユネスコ教育勧告から考える-」をテーマに開催されます。2023年11月にユネスコで採択された教育に関する勧告を基に、国際社会が目指す未来と必要な教育の在り方を探る場となります。ユースや教員が議論を交わしながら、未来を形作るための主体性を育む貴重な機会です。
テーマ別ウェビナー
「ユネスコエコパークから学ぶ!―自然と人間の共生―」というオンラインセミナーも気になるプログラムの一つです。専門家や実践者が、ユネスコエコパークの意義やその活用法について講義を行います。特に、人口減少が進む地域において、環境意識を高めつつ持続可能な地域社会を築くための取り組みが具体的に示されます。
国際シンポジウム
「ジオパーク×教育-共創する学びの場-」というテーマで開催されるシンポジウムでは、地域資源を活かした学びがどのように行われているか、世界中の事例を通し議論がなされます。日本、ルーマニア、韓国、ギリシャなど多国籍な視点から、教育現場での有効性や課題を探ります。
イベントの詳細情報
イベントについての具体的な情報や参加申し込みには、特設サイトをご覧ください。教育や文化、科学から持続可能な社会に向けた様々なアプローチを再考し、共に学びの道を探求する有意義な時間を共有しましょう。
ウィーク期間中の関連イベント
本ウィークの期間中は、多くの関連イベントも開催されます。 まずは12月5日からの「日韓4校合同企画」や、Lisa Vogt氏による写真展が始まり、続く日は様々なセッションが行われます。各イベントに対して参加登録が可能であり、関心のある方はぜひお早目にチェックしてください。
このユネスコウィークは、持続可能な社会づくりに関心がある方々にとって大変重要なチャンスです。参加することで、他者と知識やアイディアを共有し、さらなる理解を深めることができるでしょう。