企業のデジタルトランスフォーメーションを支えるエフ・ディー・シーの新サービスSFSolution

企業のDXを加速する新たな導入支援サービス「SFSolution」

株式会社エフ・ディー・シー（本社：東京都千代田区、代表取締役：和田崇紀）は、25年以上の豊富な開発経験を背景に、Salesforceを活用した企業向けのDX推進を支援する新サービス「SFSolution」の本格的な提供を開始しました。この新サービスは、自社の決済システムをSalesforceでデジタル化し、業務改善を実現した成功事例をもとに展開されます。企業が短期間で圧倒的な成果を上げるためのノウハウを、SFSolutionを通じて幅広く提供し、顧客企業のDX推進を力強く後押しします。

導入前に直面した課題

2020年以降のコロナ禍では、多くの企業がビジネスの進行において「紙とハンコ」に依存していることで深刻な問題を抱えていました。弊社も例外ではなく、営業関連の書類の申請や承認において、全てを紙ベースで行っていたため、次のような課題が浮き彫りになりました。

- 決裁の停滞 : リモートワークの推進により、決裁者が不在となり、承認が滞るケースが多くなりました。特急の案件であっても、承認に2～3日、場合によっては1週間かかることもしばしば。これによりビジネスのスピードは顕著に低下しました。
- 情報分散 : 営業書類がExcelや複数のシステムに分散しているため、情報へのアクセスも非常に悪く、必要なデータを効率的に集計することが難しい状態でした。

こうした問題から、「押印文化からの脱却」と「情報の一元管理」が大きなテーマとして浮上しました。

Salesforce導入の実現

様々な製品を総合的に比較した結果、私たちはSalesforceを選びました。その決定には「スピード感」「コスト」「セキュリティ」のバランスが大いに影響しました。

- 短期導入 : 自社の知見を活かしてSalesforceのノーコード開発機能を駆使し、要件定義を含むプロトタイプの稼働までを約3ヶ月で完了。全体の本稼働までおよそ6ヶ月というスピーディーな展開が可能になりました。従来のスクラッチ開発に比べ、開発期間を約半分に短縮しました。
- コスト削減 : 比較的安価なライセンス「Platform Starter」を基盤に、運用のノウハウを徹底して活用することで、同等のスクラッチ開発と比較して約30～40%のコスト削減に成功しました。また、機能を最大限に活かしたシステムを導入することができました。

導入後の具体的効果

Salesforceを利用した決裁システムを構築した結果、それぞれの部門での具体的な効果が実感されました。

- 営業部門 : 外出先からも承認状況をリアルタイムで確認できるようになり、決裁スピードが大幅に向上しました。顧客への迅速な対応や過去データの検索性の向上が実現され、提案の質や効率も改善しました。
- 経理部門 : 紙ベースの作業や複数のシステムから発生する転記ミスをほぼゼロに。情報を一元管理し、自動連携することで、月末の締め処理や月次決算が加速し、業務負荷が大幅に軽減されました。
- 経営層 : 売上や契約状況をリアルタイムで把握できることにより、経営判断の機動力が向上。特にコロナ禍などの非常時にも業務が止まらない事業継続性（BCP）が確保されることは大きな利点です。

SFSolutionの基本機能と強み

「SFSolution」は、Salesforce運用を通じた企業の業務効率化を支援するものです。エフ・ディー・シーが蓄積してきた導入やカスタマイズ、運用に関する技術を活かし、Salesforceの導入からカスタマイズ、保守運用まであらゆるサポートを行います。特に以下の点が強みです。

- 丁寧なヒアリング及びコンサルティング : お客様の独自の課題を深く理解し、最適なソリューションを提案します。
- クイック導入のノウハウ : Salesforce認定資格者が在籍。ノーコード開発を実施することで、最短3ヶ月での導入が可能です。
- 高度なカスタマイズ : ApexやVisualforce、Lightningを使用した高度なカスタマイズもカバーし、外部システムとのAPI連携も容易に行えます。

最後に、株式会社エフ・ディー・シーについてですが、1997年に設立され、システム開発やコンサルティングを中心に、今後も企業のDX推進に寄与できることを目指しております。詳細はこちらからご覧いただけます。