アペックスの新戦略
2016-03-23 10:00:02
中国市場をターゲットにしたアペックスの新たな取り組み
中国市場をターゲットにしたアペックスの新たな取り組み
株式会社アペックスは、中国向けの販売専用アプリ「マイヤモール」を開発し、中国のクロスボーダーECサイト「KJT.com」と連携を強化しました。この提携は、2023年3月9日に公開されたもので、中華圏でのビジネス拡大に向けた重要なステップとなります。アペックスのアプリは、日本のサプライヤーからの独自の商品情報をリアルタイムで管理し、KJT.comを通じて効率的に販売する仕組みが整いました。
提携の狙いと利点
マイヤモールとKJT.comの連携により、アペックスは顧客へのサービス提供を向上させることを目指しています。簡単に操作できるマイヤモールの管理システムを利用することで、KJT.comの物流や関税処理を有効活用できるようになりました。その結果、販売プロセスがスムーズになり、これまで以上に快適なショッピング体験を提供することが可能になりました。
特に、KJT.comに出店する際には、中国語のインターフェイスでも簡単に商品の登録・管理ができるため、日本企業が中国市場に進出する際のハードルも大幅に下がります。
KJT.comの特徴と信頼性
KJT.comは2013年に上海の政府および企業によって設立された通販サイトで、海外商品を専門に取り扱っています。このプラットフォームは税関総署と提携しており、偽商品のリスクがなく、全ての商品の価格には輸入に伴う費用が明示されています。これにより、消費者は安心してショッピングを楽しむことができ、特に日本製品の人気が急上昇している今、その利点を享受できるチャンスが増えています。
中国市場への新たなアプローチ
近年、中国では日本の商品に対する関心が高まっており、特に若い世代においてその傾向が顕著です。これまでは有名ブランドしか知らない消費者も増えていますが、今では比較的無名な商品がヒットすることも珍しくありません。アペックスは、こうした流行商品の提供に加え、他では見られないユニークな商品を紹介する日本専門の店舗として、さらに多くの中国ユーザーにリーチしていくことを目指しています。
物流・配送のインフラ整備
マイヤモールの物流サービスは従来、日本からの直送が主流でしたが、KJT.comとの提携により、上海自由貿易試験区の倉庫を活かした保税蔵置モデルが新たに採用されました。この取り組みにより、消費者への配送が迅速に行えるようになり、中国国内の通販サイトと同等のリードタイムを実現可能となります。これによって、商品の鮮度や人気を保ちながら、販売促進が図れるでしょう。
今後の展望
アペックスは、物流や決済の面でさらなる提携を進めながら、中国市場における存在感を強化していく方針です。多様な配送プランを整えることで、消費者のニーズにより細やかに対応できるよう努めるでしょう。この新たな事業展開が、アペックスの成長に大きく寄与することが期待されています。
詳細な情報は、マイヤモールの公式サイトやアプリからも入手できます。中国市場での販売について、ぜひご注目ください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アペックス
- 住所
- 東京都新宿区西新宿7-10-17栗原ビル3F
- 電話番号
-
03-6279-3796