株式会社ボーダレス・ジャパン(福岡県福岡市、代表取締役社長:田口 一成)は、神戸市内の大学、企業、地域協力者と共に、地元社会の多様な課題を解決するために提案された一般社団法人大学都市神戸産官学プラットフォームと連携しました。このコラボレーションは『大学都市KOBE SDGs CHALLENGE PROJECT』の一環として、SDGsに関連する社会課題の解決に特化したクラウドファンディングプラットフォーム「For Good」を活用します。
連携の背景には、ボーダレス・ジャパンのソーシャルビジネスとしての理念が強く影響しています。当社は2007年に設立以来、貧困、環境、教育など、様々な社会問題に取り組んでおり、今や14カ国で50を超える事業を展開しています。中でも、クラウドファンディング「For Good」は、2022年5月から772件のプロジェクトを生み出し、目標達成率80%を誇る成功したプラットフォームです。
このたびの提携により、神戸の大学を含む教育機関の学生や教職員が、SDGsに基づいたプロジェクトを次々と実現することを目指し、幅広く支援していくこととなります。両者は知見を結集し、2030年の持続可能な開発目標の達成に向けた取り組みを強化していくのです。
特設ページが2024年8月1日から「For Good」内にオープンし、参加者のプロジェクトが順次公開されます。これにより、大学生や教職員の皆さんが直接クラウドファンディングを通じて社会貢献を実現できるります。
プロジェクト例としては、神戸学院大学とJA兵庫六甲が協力し、子ども食堂の利用者向けに「種まきから食卓まで」の学びを届ける企画が挙げられます。さらに、神戸学院大学の経営学部によるフェアトレード紅茶制作プロジェクトも注目です。このように、多彩な活動が展開される予定です。
大学都市神戸産官学プラットフォームについても触れておくと、これは神戸の大学と産業界が一体となり地域貢献に取り組むことを目的とした組織です。2023年11月に設立され、大学の持つ研究資源や人材を活用し、地域社会との融合を促進していきます。これを通じて、企業、大学、地域住民が一緒になってSDGsの視点から共創を生み出すことを目指しています。
また、「For Good」は社会をより良くすることを理念に掲げており、そのために掲載手数料が0円となっています。プロジェクトの実行者には、70%以上がクラウドファンディングを初めて利用する方々で、特別なサポートプランも用意されています。これにより、誰でも安心して参加できる環境が整えられています。
ボーダレス・ジャパンは、今後も「社会が前進するアイデアをカタチにしたい」という気持ちを持った人々を支援し続け、社会課題に対する意識を広める活動を行っていきます。プロジェクト掲載を希望される方には、無料相談も行っており、支援を通じての新しい価値創出を目指しています。詳しくは公式ウェブサイトでご確認ください。最後に、ボーダレス・ジャパンの社会起業家支援の取り組みは、より多くの人々に影響を与え、共に未来を拓く手助けとなることでしょう。