曲げわっぱの新たな挑戦:Ply Bowl の魅力
秋田県大館市に本社を置く株式会社大館工芸社は、伝統の技術を活かした曲げわっぱ製品で知られています。この度、同社は新商品「Ply Bowl」を、クラウドファンディングサイトmakuakeで先行発売しました。発売からわずか1時間で目標の150%を達成したこの製品は、多くの人々から注目されています。
60年の歴史を背負う大館工芸社
大館工芸社は、曲げわっぱのお弁当箱や秋田杉製の工芸品を手がけ、国内外で高い評価を受けています。約1,300年の歴史を誇る秋田杉の曲物の製造技術は、樹齢100年以上の秋田杉を使用し、伝統的な手法で一つ一つ丁寧に作られています。
「Ply Bowl」の魅力とは?
1. 世界にひとつだけの器
「Ply Bowl」は、木が育った環境や土壌によって異なる木目や色合いを持つ、完全オリジナルの器です。自然の素材を使用するため、実物を手に取るとそれぞれのユニークさが伝わります。
2. 実用性抜群
驚くべき軽さと温かみのある手触りは、「Ply Bowl」の大きな特徴です。また、熱伝導率が低く、温かい料理を安心して盛りつけられるため、日常使いにもぴったりです。さらに、衝撃に強く、長く愛用できる耐久性を兼ね備えています。
3. 食材の味を引き立てる
曲げわっぱは、調湿機能を通じてご飯や料理をふっくら保つ特性があります。余分な水分を吸収し、逆に乾燥時には湿気を放出することで、食材本来の味を引き立てます。杉の香りも食事の時間をより特別なものにしてくれます。さらに、抗菌効果が高い杉材を使うことで、安心して食事ができる環境を提供します。
4. 環境への配慮
「Ply Bowl」は、環境に優しい持続可能な製品として位置づけられています。製造過程でCO₂の排出を抑え、天然秋田杉の資源保護に配慮した材料を使用しています。このように、未来を見据えた製品作りが行われています。
アンバサダーの声
一足早く「Ply Bowl」を体験したアンバサダーからは、次のような意見が寄せられています。「見た目だけでなく、実際に使うと驚くほど軽い!手にしっくりくる形状で、食事が特別に感じられます」と、器の実用性と美しさを評価する声が上がっています。
会社概要
大館工芸社は1997年に設立され、曲げわっぱや杉製品の製造を主な業務としています。会社の代表である戸嶋一之氏は、伝統を守りつつ新しい挑戦を続けています。公式オンラインストアも運営しており、様々な製品を直接購入することができます。
結論
「Ply Bowl」は、ただの器ではなく、職人の心が詰まった特別な存在です。大館工芸社の長い歴史と技術が生み出したこの器を通じて、より豊かな食事体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。