男性不妊を支援するメディア「Bable」が新たに誕生
近年、不妊治療を受ける夫婦の割合が増加し、5.5組に1組がその経験をしていると言われています。その一方で、男性の不妊に関しては依然として専門的な治療が受けられるクリニックが少ないことが現実です。長年「不妊」は女性に関連する問題とみなされてきましたが、夫婦共に子作りに関わる以上、男性にも原因があるのは明白です。このような背景から生まれたのが、日本初の男性不妊専門メディア「Bable」です。
不妊治療における男性の認識不足
日本では依然として男性不妊についての情報が乏しく、どのような症状から不妊の原因となるのか、また、その治療方法についても明確に理解されていません。これを解明するために、Bableでは男性不妊の専門医による執筆監修を受けた質の高い情報を提供し、さらにクリニック情報を網羅した検索機能を持ち合わせています。これにより、しっかりとした情報をもとに、迅速に医療機関を見つけることが容易になります。
コミュニティの重要性
男性不妊を抱える男性にとって、相談相手を探すのは容易ではありません。親しい友人や家族に話しにくいこのテーマについて、Bableのコミュニティでは同じ悩みを共有する仲間とつながり、互いに支え合うことができます。プライバシーにも配慮し、匿名で参加することも可能です。また、定期的に実施する勉強会を通じて知識を深め、男性不妊の予防と改善に繋げることを目指しています。
法人向けのサポートサービス
不妊は近年、職場でも深刻な問題となりつつあります。「不妊」として退職することもあり得るため、企業においても男性不妊に関して真剣に向き合う必要が出てきています。Bableでは法人向けのサービスを提供し、企業が効果的に男性不妊に対する支援を行えるようなソリューションを低コストで策定しています。これにより、社員の離職率を減少させることに結びつくことを期待しています。
Bableに込められた意義
「Bable」という名前には、男性不妊というマイナスのイメージを払拭し、もっと気軽に話せる存在でありたいという願いが込められています。DisableからBe ableへの変化を象徴し、誰もが相談しやすい環境を創出します。また、信頼できる情報源として、男性不妊に悩む全国の皆さんにとって初めに訪れるべき場所となることを目指しています。
設立の背景
Bableを立ち上げた株式会社Bableの代表、新井勇也氏は、2018年に自身が男性不妊に直面した経験を持っています。その中で、情報不足や相談相手の欠如といった現状に直面し、それを解決するためにこのメディアをスタートさせました。今後もBableは、男性不妊に関する社会的課題を解決するため、様々なサービスを展開していく所存です。
会社概要
- - 会社名: 株式会社Bable
- - 所在地: 東京都港区赤坂2-17-59 国際本社ビル第2別館3階
- - 代表者: 新井勇也
- - 資本金: 3,000,000円
- - 設立日: 2020年6月29日
- - URL: Bable
男性不妊に関する理解を深めることは、今後の家族計画において非常に重要です。「Bable」はそのための貴重な資源となることでしょう。