BLANC COCOが描く『Save The Ocean』
株式会社BLANC COCO(ブランココ)は、自然との共生をテーマにした独自のデザイン理念『Save The Ocean』を掲げています。このビジョンは、自然からインスピレーションを受けたプロダクトやグラフィックデザインを通じて、持続可能な未来に向けた取り組みを表現しています。彼らの目指すものは、「自然から生まれたデザインが、再び自然を作り出す循環」を形にすることです。
自然と人との循環を意識したものづくり
BLANC COCOは、ハワイの美しい海に触れる中で、自然と人との関係を見つめ直し、その循環を意識したものづくりが重要であると考えるようになりました。彼らは大量消費を前提とせず、感心に残るデザインや商品を追い求めています。この意識は、特別な取り組みとして捉えるのではなく、日常のデザイン活動に当たり前のように溶け込ませることを目指しています。スモールステップを積み重ねながら、自然との調和を保つ活動を続けてきたのです。
西海岸の拠点で得た新たな確信
韓国・ロサンゼルスに新たな拠点を設けたBLANC COCOは、西海岸の豊かな自然に触れながら、デザインへのアプローチを進化させています。ハワイでの経験から得た「自然と共存するデザイン」という気づきは、今なお彼らのものづくりの根底に存在しています。ロサンゼルスの壮大な環境の中で、その気づきはより具体的な確信へと深化していったのです。
自然との循環を重視したデザインは、今後ますます重要な価値となるとBLANC COCOは考えています。特に、海洋汚染といった現実を目の当たりにする中で、彼らの使命は明確です。例えば、海洋に捨てられたプラスチックがイルカやウミガメに深刻な影響を与えているという事実には、改善の必要性を強く感じることでしょう。
新たな誓い『Save The Ocean』への思い
2018年にハワイで明確にされた『Save the Ocean』への思いは、BLANC COCOの法人設立以前から、一人のデザイナーとしての気づきに基づいています。このプロジェクトが始まった先には、無駄な生産を減らし、自然に根ざしたデザインを実現する方法を模索する日々がありました。
ハワイでの体験は、彼女に自然の実態を目の当たりにさせ、イルカやウミガメに絡みつくプラスチックの状況から、どのようにデザイン活動が自然と人の循環を作り出せるかを考えさせました。今後もBLANC COCOは、自然と共に歩むためのデザインを育んでいくことを誓っています。これが『Save the Ocean』というビジョンの根幹にある思いです。
会社概要
- - 社名: 株式会社BLANC COCO(BLANC COCO Inc.)
- - 所在地: 東京都、米ロサンゼルス
- - 代表取締役: 豊川裕子
- - 事業内容: 自社ブランド事業、企画デザイン事業、デザインコンサル事業
彼らの取り組みは、環境問題に対して意識を高めるだけでなく、より良い未来のための道筋を示しています。自然と共にあるデザインは、すべての生き物の未来に寄与することでしょう。これからのBLANC COCOの動向から目が離せません。