PerkUPの新たな挑戦:TeamPlace.CRMの機能拡充
PerkUP株式会社は、ワークプレイス向けの顧客関係管理システム「TeamPlace.CRM」の機能を社会のニーズに応じて大幅に拡充したことを発表しました。これにより、企業やコワーキングスペースの運営者は、業務をより効率的に行えるようになります。
経済産業省の採択を受けた「TeamPlace.CRM」
今回の拡充に伴い、「TeamPlace.CRM」は経済産業省の「IT導入補助金2025」の対象として正式に採択されました。中小企業およびコワーキングスペースの運営者は、導入時に費用の最大50%の補助を受けることが可能となり、導入のハードルが大幅に下がります。
PerkUPのビジョン
PerkUPは「旅が未来を豊かにする世界」というビジョンのもと、人と地域との出会いを科学し、新しい出会いや学びの機会を創出することに注力しています。2025年9月頃には、法人向け合宿やワーケーションの機会を拡充するため、4つの法人を統合しました。こうした取り組みが、「TeamPlace.CRM」の機能拡充にも大きく寄与しています。
「TeamPlace.CRM」の主な新機能
新しく追加された機能には、次のようなものがあります:
- - サブスクリプション会員プラン管理
- - イベントページの作成・決済機能
- - 施設・設備の予約・決済機能
- - 見込み顧客管理機能
- - チェックイン中のメンバーを自動で表示するサイネージ機能
- - 会員情報・タスク・メモの一元管理
- - QRコードによる入退館管理
これにより、運営者は予約から決済までを一元管理することが可能になり、業務の効率化が進むのです。特に、利用者同士のコミュニケーションが重要視されるコワーキングスペースなどでは、適切な情報管理が不可欠です。「TeamPlace.CRM」はこのニーズに応えるために開発されました。
ビジョン実現に向けた取り組み
PerkUPは、2025年9月に複数の法人を吸収合併した後、ビジョンの実現に向けた体制を強化しており、「TeamPlace.CRM」の機能追加もその一環です。全国のワークプレイス運営者の声を反映し、現場の運営とコミュニティマネジメントを一層支援することを目的としています。
IT導入補助金について
国のIT導入補助金制度は、中小企業や小規模事業者が生産性向上やデジタル化を図るためのITツールを導入する際に、その費用の一部を補助するものです。対象となるのは、IT導入支援事業者に登録された事業者が提供するソフトウェアやサービスです。PerkUPは、その中でも「TeamPlace.CRM」が補助対象となることを確認済みです。
お客様の声
新機能の導入により、さまざまな運営者から満足の声が寄せられています。例えば、3×3Lab Futureの神田主税氏は、物理的およびデジタルでのコミュニケーションがスムーズになることでプロジェクトが加速すると期待を寄せています。また、コワーキングスペースenunの運営責任者林郁枝氏は、導入から1年経ち、オンライン化の利便性が大幅に向上したことを報告しています。これにより、スタッフの業務負担軽減と利用者へのサービス向上が実現されています。
まとめ
PerkUP株式会社は、「TeamPlace.CRM」を通じて、顧客関係管理システムとしての役割を強化し、システムに任せられる業務の効率化を進めています。また、会員とのコミュニケーションが場の価値として結実するよう、より良い場の運営を支援し続ける意向を示しています。今後もこの「TeamPlace.CRM」に注目が集まることでしょう。
詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。