早稲田大学の英語Podcastが新エピソードを配信
早稲田大学(東京都新宿区)、総長は田中愛治氏が率いるこの大学は、英語によるPodcast番組「Rigorous Research, Real Impact」の新エピソード「Authors, Abnormality, and Identity in Modern Japan」を2025年12月2日に配信しました。この番組は、スマートフォンアプリやインターネット、Spotify、Apple Podcasts、Amazon Music、YouTubeといった多彩なプラットフォームを通じて「無料」で視聴できます。
番組の内容
今回のエピソードでは、文学学術院のピタルクパウ准教授がゲストとして登場し、MCの柴思原(柴田海)氏と共に、日本の20世紀初頭における作家や芸術家たちがどのように自らのアイデンティティを再構築したのかを深掘りします。特に1920年代における作家たちが精神的な「異常性」をクリエイティブな才能の証として捉えた背景や、当時の心理学や芸術、近代性における潮流がどのようにこのユニークな文化を育んだのかを考察します。
更に、ピタルク准教授自身が日本文学に出会うまでの道のりや、グローバル視点から日本文化を研究する意義についても語られる予定です。また、早稲田大学が提供する英語学位プログラム(JCulPおよびGlobal-J)の魅力についても掘り下げられるでしょう。
各エピソードの情報
このPodcastシリーズの第2シーズンは、全8回で構成されており、各エピソードは約15分の長さで放送されます。優れた研究者をゲストに迎え、彼らの研究に加え、早稲田大学の学びの環境や英語プログラムについても紹介します。今シーズンでは、社会言語学における「トランスランゲージ」や、ゲームデザイナーの小島秀夫氏に関するテーマなど、多岐にわたる内容が取り上げられる予定です。
次回のエピソード7は2025年12月16日に配信される予定で、コアドアレックス教授(商学学術院)による、「University vs. Corporate Startups: A Tale of Two Entrepreneurial Paths」がテーマとなります。8回目のエピソードは2026年1月13日に鄭有希教授(社会科学総合学術院)が登場し、「Institutionalized Socialization: How Companies Help Newcomers Belong」をテーマに語ります。
早稲田大学の留学生受け入れ姿勢
早稲田大学は現在、6学部と15研究科で英語学位プログラムを開設しており、日本国内で最も多くの留学生を受け入れています。2024年の日本学生支援機構の報告によると、早稲田大学は毎年多くの留学生を受け入れ、QS世界大学ランキングの人文・芸術系(総合順位65位)および社会科学・経営系(総合順位99位)の分野においても世界トップ100にランクインしています。これにより、国際的な学びの場としての重要性がますます強調されています。
このように、早稲田大学のPodcastsは、さらなる学びを志す人々、特に日本の大学に興味を持つリスナーに向けて、貴重な情報源となるでしょう。今後のエピソードにも注目が集まります。