メディアアーティスト・落合陽一の世界『質量への憧憬展』
メディアアートの第一線で活躍する落合陽一氏が、彼の独特な視点と表現方法をもとにした新たな展覧会を開催します。この展覧会は、アートとテクノロジーが交錯する現代において、彼がどのようにして物質とイメージの関係を探求しているのかを可視化しています。
アマナのビジュアルコミュニケーション
ビジュアルコミュニケーションのエキスパート集団、アマナは、人々に感動を与える多様なビジュアルソリューションを提供しています。最近のインターネットと情報デバイスの進化を背景に、メディアのあり方も常に変化を遂げ、その芸術的な表現は進化を続けています。
今回の展覧会では、落合陽一氏が持つメディアアートに対する多岐にわたるアプローチが紹介されます。彼はアート制作に限らず、実世界志向のコンピューティングの研究や教育活動、書籍と論文の執筆など、多岐にわたる分野で活躍しています。
表現の可能性を探る
『質量への憧憬』は、落合氏にとって「イメージによる表現」と「物質による表現」の間の新しい可能性を追求する展覧会です。彼の作品は、伝統的な「写真」という手法を通じて現れる独特な美的感覚を体現しています。彼自身も「写真を撮ることが好きだ」という彼の思いが、この展覧会を通じて伝わってきます。
落合氏は、自身のアナログな身体とデジタルな視覚の間で瞬間を切り取ることを通し、時間と空間の関係性についての対話を行っています。彼は「過去を生み出して行くことが好きだ」と語り、選ばれた瞬間を美しく記録することの重要性を示唆しています。
展覧会の内容
本展覧会では、特別に撮影された約20点の新作写真とインスタレーションが展示されます。落合氏が捕らえた不可逆的な瞬間や風景は、単なる視覚的な情報を超え、感覚を刺激し深い体験を提供します。彼が掲げる「質感や物質性への注目」は、写真という二次元的な表現方法に新たな視点を与えています。
開催概要
- - 会期:2019年1月24日(木)~2月6日(水)
- - 時間:11:00〜21:00(期間中無休)
- - 会場:amana square(session hall/IMA gallery/IMA cafe)
- - 作品数:平面作品21点、立体作品2点等
- - 入場料:無料
この展覧会はアートとテクノロジーが交わる場であり、落合陽一氏の独自な視点を体感できる貴重な機会です。彼の作品に触れながら、物質とイメージの関係性について新たな視点を持つことができるでしょう。
落合陽一氏のプロフィール
1987年生まれの落合陽一氏は、東京大学大学院の博士課程を修了し、国内外で数々の受賞歴を持つメディアアーティストです。彼の技術と創造性は、多くのアート展や研究プロジェクトで評価され、今後の展開に大いに期待が寄せられています。
アマナとのコラボレーションによる本展覧会で、ぜひ彼の世界観を体感してください。