3Dデジタルツイン『MONOLIST』アップデート
株式会社エム・ソフトが提供するデジタルツイン設備管理プラットフォーム『MONOLIST(モノリス)』が、最近大きなアップデートを実施しました。このアップデートでは、設備情報の一元管理機能が強化され、現場での問題や点検予定を3D空間に直接紐付けて管理できる機能が追加されました。
3Dデータと管理情報の「分断」の課題
近年、プラントの保守点検やビルメンテナンス、建設現場において、3Dデータを用いた設備管理の重要性が増しています。しかしながら、実用的には、3Dデータを閲覧することが主となり、実際の設備スペックや点検履歴は別の台帳やシステムで管理されるという情報の分断が大きな問題となっていました。これにより、異常が発生した際には複数のシステムを行き来し、必要な情報を探す手間が生じるなど、運用上での効率が下がることが懸念されていました。
今回の『MONOLIST』のアップデートでは、このような情報の分断を解消することに焦点が当たっています。新たに追加された機能により、設備の異常や今後の点検予定を簡単に管理することができ、ユーザーが直感的に情報を把握できるようになりました。
新機能の詳細
課題・計画の一元管理
「現場での異常や今後の点検予定」を設備詳細画面に一つのタブとして追加。これにより、設備に関する情報を一画面で把握できるようになりました。設定されたタブには、現場で見つかった異常の情報が3D空間上の位置情報と結び付けられており、ユーザーは問題の特定と対策を迅速に行えます。
ビューワーの利便性向上
新しいビューワーでは、型番や仕様などのユーザー独自の管理項目を直接確認できる機能がアップデートされています。これにより、別の画面に遷移する必要が減り、確認作業の手間が省かれることで、効率的な情報確認が可能になります。さらに、視認性を考慮した「吹き出し位置固定モード」を実装し、ユーザーは対象物を俯瞰しながら必要な情報をチェックできるようになりました。
複数データの結合表示
施工前後の比較やエリアごとに分かれたデータを一つにまとめて表示できる「複合点群」機能も追加されました。これにより、一つのデータとして複数の点群データを比較しやすくなり、視覚的に工事の進捗や経年劣化を把握できるようになります。
今後の展望
株式会社エム・ソフトは、今後もユーザーの要望を取り入れ、現場で役立つ機能の強化を続ける方針です。『MONOLIST』がさらに活用され、現場DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に寄与することが期待されます。
お問い合わせ先
エム・ソフトに関する詳細や製品情報は、
エム・ソフトオフィシャルサイトや
MONOLIST製品情報で確認できます。
このほか、製品に関するお問い合わせは空間デジタルイノベーション室までご連絡ください。