小学館、XR技術で新会社「株式会社THRUSTER」設立！メタバースや3Dコンテンツ開発で未来のエンターテイメントを創造

出版業界の雄、株式会社小学館が、最新テクノロジーを用いたコンテンツ開発を行う新会社「株式会社THRUSTER」を設立しました。THRUSTERは、XR技術（VR・AR・MR）を活用したビジネス開発に特化し、メタバースや3Dコンテンツの制作、デジタルエンターテイメントの分野で新たな事業を展開していく予定です。

THRUSTERの設立は、小学館がデジタル技術を活用したコンテンツ開発に力を入れていくことを示すものであり、同社の今後の動向に注目が集まっています。

XR技術でコンテンツ開発を加速

THRUSTERは、株式会社LATEGRAから事業譲渡を受けたXR COMMUNICATION DIVISION（XRCOM）を中心としたチームによって設立されました。XRCOMはこれまで小学館と連携し、メタバース「S-PACE」の開発やコミック作品の3Dコンテンツ制作など、数々のプロジェクトを手掛けてきました。

今回の設立により、XRCOMは小学館グループの一員として、同社の豊富なコンテンツをデジタル技術と融合させた新たなコンテンツやサービスを開発していきます。具体的には、以下のような事業展開が期待されます。

メタバース空間でのコンテンツ配信
VR/ARを用いた書籍や雑誌の体験型コンテンツ
AIを活用したパーソナライズされたコンテンツ配信

従来の枠組みを超えたイノベーション

THRUSTERは、国内だけでなく、海外市場への進出も視野に入れています。小学館が持つグローバルなネットワークとXR技術を組み合わせることで、世界中のユーザーに新たなエンターテイメント体験を提供していく予定です。

また、THRUSTERは、小学館以外の企業との連携・協業にも積極的な姿勢を示しています。様々な企業とのパートナーシップを通じて、人々の暮らしをより豊かにするコンテンツやサービスの提供を目指していくとのことです。

THRUSTERの設立は、出版業界のみならず、エンターテイメント業界全体にとって大きな変化をもたらす可能性を秘めています。同社の今後の活躍に期待しましょう。

会社概要

株式会社 THRUSTER

本社所在地：東京都千代田区一ツ橋2-3-1
サテライト：東京都中央区晴海4-7-4 CROSS DOCK HARUMI 402 株式会社LATEGRA内
設立：2024年6月11日
代表取締役：嶋野智紀（小学館取締役）
資本金：1億円
* HP：https://www.thruster.co.jp/