バッジュ・シャーム展大盛況
2023-08-15 11:00:01

世界遺産東寺で大人気!ゴンド族アーティスト・バッジュ・シャームの個展が来場者2000人を突破

バッジュ・シャーム個展、京都で旋風を巻き起こす!



世界遺産・京都東寺で8月11日から開催されているゴンド族アーティスト、バッジュ・シャーム氏の日本初個展「バッジュ・シャーム・キョウト」が、大きな話題となっています。開幕3日にして来場者数は2000人を突破し、展示販売されていた作品も大半が売約済みとなるなど、その人気は凄まじいものがあります。

ゴンドアートの魅力とは?



バッジュ・シャーム氏は、“森の民”とも呼ばれるインド中部ゴンド族のアーティストです。彼の作品は、鮮やかな色彩と独特の画風が特徴。自然や動物、人々の暮らしなど、ゴンド族の伝統や文化が息づく世界観が表現されています。今回の個展では、約40点の作品が展示され、来場者はその魅力に酔いしれています。

アーティスト本人のコメント



初来日を果たしたバッジュ・シャーム氏は、日本の静けさや人々の規律正しさに感銘を受けた様子。「多くの人にゴンドアートに興味を持ってもらい、作品を見て笑顔になってくれることが幸せ」と語っており、その言葉にはアーティストとしての情熱が感じられます。特に注目すべきは、「探索(Search)」という作品。ゴンド族の創世神話に基づいたもので、鳥やハチのモチーフを通して生命の誕生を描写しています。この作品を皮切りに、展示室全体を巡ることで、彼の作品世界をより深く理解できるでしょう。

美術館館長による視点



滋賀県立美術館ディレクターの保坂健二朗氏は、バッジュ・シャーム氏の作品を「絵画として見ても相当面白い」と評しています。左右対称でありながら非対称な部分も持ち合わせ、繊細な筆致で描かれた動物や人物の姿は、見る者の心を捉えて離しません。一見シンプルな絵画の中に、深い意味や複雑な表現が隠されていることを指摘しており、来場者はその奥深さに気づかされることでしょう。

個展概要



タイトル: バッジュ・シャーム・キョウト
会期: 2023年8月11日(金)~8月29日(火)
会場: 世界遺産 東寺 食堂
住所: 京都市南区九条町1番地
開館時間: 9:30~16:30
入場料: 無料

この機会に、ゴンド族の伝統と文化、そしてバッジュ・シャーム氏の芸術に触れてみませんか?

バッジュ・シャーム氏プロフィール



インド中部ゴンド族の村出身。ゴンド族に伝わる表現や物語を現代的に昇華させた作品で知られています。パリ装飾美術館など世界各地で個展を開催し、2018年にはインドの国民栄誉賞に相当するパドマ・シュリ賞を受賞しています。

まとめ



今回の個展は、バッジュ・シャーム氏の作品を通じて、異文化への理解を深める絶好の機会と言えるでしょう。来場者2000人を突破した人気ぶりからも、その魅力が伺えます。展示は8月29日まで。ぜひ足を運んでみてください。

会社情報

会社名
バッジュ・シャーム・キョウト実行委員会
住所
京都府京都市中京区壬生坊城町56浪花ビル3階B室
電話番号

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