国産山椒の未来を支える共同プロジェクトの始まり
2023年、神奈川県横浜市に本社を構えるNE株式会社は、伝統と革新を融合させるべく、和歌山県海南市の老舗「山本勝之助商店」とのパートナーシップを発表しました。この共同プロジェクトでは、国産山椒の生産基盤を維持し、再生させることを目指します。
背景と現状
国産山椒の生産者たちが直面しているのは、厳しい労働環境と担い手不足。特に高齢化が進む現在、多くの山椒畑が荒廃の危機に瀕しています。実際、手摘みでの製法は体力を要し、急斜面での作業は危険も伴います。
また、作業者が管理しなければならない在庫や販路開拓の負担も無視できません。これらの状況は、作業者の情熱や時間を奪い、彼らが本来の仕事である「ものづくり」に専念できない土壌を作り出しています。NEは、これまでの経験を活かし、流通におけるシステム化と自動化を推進し、彼らの負担を軽減。作業者が心ある「ものづくり」に集中できるような環境を整えるべく動き出しています。
具体的な取り組み内容
このプロジェクトの核心は、作り手が本業に専念できるよう販売やマーケティングにおいて必要な支援をすることです。歴史ある「手摘み・石臼挽き」の製法やその背後にある物語の価値を再提示し、消費者へ印象深く伝えることから始まります。第一弾の取り組みとして、山本勝之助商店によるクラウドファンディングが「CAMPFIRE」で実施され、NEはその発信や販売をサポートしながら消費者の声を作り手へと届けます。
さらに、得られた収益の一部は、荒れた山椒畑の再生や地域の存続を支える取り組みに活用する方針です。これにより一時的な支援にとどまらず、持続的な経済基盤の確立を通じて、地域が自立できる環境をつくり出すことを目指します。
今後の展望
NE株式会社は、この取り組みを通じ、ロカルコストアを利用した継続的な事業展開を狙っています。作り手と消費者とのより深い繋がりを構築することで、商いに関与するすべての人々にとって感動的な体験を提供することが目標です。
プロジェクトの成功が、日本の伝統的な手仕事と新たな商業の形を結晶させる一助となるでしょう。「コマースに熱狂。」を合言葉に、NEはさらなる革新を追求してまいります。
NE株式会社およびロカルコストアについて
NE株式会社は2022年に設立され、EC支援や地方創生、自治体支援事業を手掛けています。ロカルコストアは、日本の工芸品や職人の技を集めたライフスタイルショップとして、地域の伝統を未来へ繋ぐことを理念としています。これからも、国産の良質な製品を消費者に届けるため、努力を続けてまいります。
公式ウェブサイトでは、最新情報や取り組みの詳細を随時発信しています。