鳥栖市曽根崎町における新しい物流施設開発計画が始動

鳥栖市曽根崎町の物流施設開発計画

佐賀県鳥栖市曽根崎町に新たな物流施設が誕生することが決まり、その開発計画がCBREの支援を受けて進行しています。2023年11月12日、九州旅客鉄道株式会社（JR九州）が発表したこのプロジェクトは、地域における物流拠点の強化を目指しています。

プロジェクト名は「LOGI STATION 鳥栖Ⅰ」。この物流施設は、広域配送の中心地としての機能を有し、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。CBREの福岡支店は、CBREのグループ会社ターナー＆タウンゼントと協力して、開発用地の市場調査や分析を実施し、計画の基盤を築きました。

物流施設の立地とアクセス

新施設は、九州自動車道「鳥栖インターチェンジ」から約2km、さらに「小郡鳥栖南スマートインターチェンジ」からも1.5kmという好立地に位置します。また、主要幹線道路である国道3号線に面しており、「鳥栖ジャンクション」を通じて九州全域へのアクセスが可能です。これにより、集中的に物流施設が設集まる区域として高い需要が見込まれています。

開発の詳細

この新しい物流施設は、敷地面積が約15,733㎡（約4,759坪）、延床面積は約16,253㎡（約4,916坪）で、鉄骨造の地上2階建てとなります。2027年1月の竣工を予定しており、その後は賃貸型の常温物流倉庫として運用される予定です。

CBREはすでにJR九州と6件の物流施設に関するプロジェクトを手がけており、地域社会に貢献するための不動産取引を推進しています。

CBREとターナー＆タウンゼントの役割

CBREの役割は、用地取得とプロジェクトマネジメント、さらにはリーシングマネジメントを含む幅広いサポートを行うことです。具体的には、売買仲介やプロジェクト全体の管理、賃貸仲介を通じて、物流施設開発を円滑に進行させることを目指しています。

さらに、ターナー＆タウンゼントは、クライアントの利益を最優先に考え、コスト、品質、スケジュールを厳格に管理し、さまざまなプロジェクトにおいて確実な成果をあげることに注力しています。