漁業について楽しく学ぶ体験学習ツアーの開催
大分県立海洋科学高等学校の生徒たちが、漁業に関する知識を深めるための「体験学習ツアー第三弾」を2026年1月15日(木)に開催します。このイベントは、一般社団法人うみらいふが主催し、全国的に知られているブランド魚の「関あじ関さば」をテーマにしています。
学びの場としての漁業協同組合
参加する生徒たちは、県立海洋科学高校からの出発後、大分県漁業協同組合佐賀関支店での見学を行います。ここでは、漁業の現場における荷捌きや、出荷までの流れを学ぶことができます。特に、プロの手による”海上いけす”や”面買い(つらがい)”の実際を目の当たりにすることで、漁業がどう成り立っているのかを体験することができます。
クロメ漁の解禁
さらに、同日に解禁されるクロメ漁の出荷作業も見学予定です。この活動を通じて、生徒たちは、漁業の流れやその重要性を理解し、次世代へ美しい海を引き継ぐための一助となることを期待されています。
日本財団との協力
この体験学習は、海を通して人々がつながる「日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。海洋環境の保護や次世代への啓発活動として、参加者には海洋ごみ問題についての関心を持ってもらい、地球環境に対する意識を高めてもらうことが期待されています。
イベントスケジュール
イベントは、8時30分に大分県立海洋科学高等学校を出発し、9時15分からは荷捌き場の見学がスタートします。約1時間後に座学の時間が設けられ、昼食後にはクロメの出荷作業の見学が行われる予定です。14時には、元の学校へ戻る予定です。
アクセス情報
大分県漁業協同組合佐賀関支店は、大分市佐賀関に位置し、車でのアクセスや公共交通機関を利用した際の詳細な道案内も提供されています。大分駅からは車で約50分、臼関線「秋の江」駅からは徒歩で約10分の距離です。
この特別な体験を通じて、生徒たちは漁業の現場を直接感じることができる絶好の機会です。今後の活動に向けた理解が深まることでしょう。また、日々の環境保護活動の一環として、自発的なごみ拾いや周囲への啓発も促されています。海を綺麗に保つために、私たち全員の意識が必要です。
最後に
漁業について学ぶ体験学習ツアーは、生徒たちにとって貴重な経験となるだけでなく、次世代への環境保護の意識を高めるための大切なステップです。興味のある方は、ぜひこのイベントに参加してみてください。