ピラティスブームは文化として根付かせるべき - 未来を語るトークセッション

ピラティスの未来を切り開くトークセッション

2025年12月10日(水)、株式会社hacomonoが主催するトークセッションにて、取締役の肩祥平氏が急成長を見せるピラティス業界の未来をテーマに登壇しました。今回のテーマは「ピラティスは、バブルか？文化か？」という問いで、肩氏は即座に「文化であるべきだ」と回答しました。

ピラティスの文化としての定着

現代において、ピラティスはますます人気を博していますが、それが単なる過渡的な流行に終わるべきではないという強い信念が、肩氏から語られました。彼は、ピラティスを日常生活の一部として捉え、呼吸をするように自然に取り入れられる存在にすることが目標であると述べています。それにより、真の健康と人生の質を向上させる道が開けると信じています。

現在のスタジオには、健康を意識する多くの顧客が集まっていますが、肩氏はこの文化の輪をさらに広げることを目指しています。セッションでは、あらゆる年代に対応するプログラムの展開や、特に高齢者向けには「いつまでも動ける身体」を若年層には「健全な心身」を育む重要性についても触れました。

インストラクターへの情熱

また、文化としてのピラティスを根付かせる上で不可欠なのが、教育を受けたインストラクターの存在であると肩氏は強調しました。インストラクターは指導者であるだけでなく、お客様の健康を支えるパートナーであり、その成長を共にする存在であると位置づけています。正しいフォームを指導するだけでなく、お客様の体調や心の変化にも敏感であり、継続的なウェルビーイングをサポートすることが求められます。

ルルトの理念

ピラティススタジオ「ルルト」は、理学療法士が考案したオーダーメイドのレッスンプログラムを提供し、身体の変化を1ヶ月で実感できる環境を整えています。このスタジオでは、個々の体のニーズに合わせたアプローチが強調されており、解剖学に基づくプログラムを通じて利用者の健康をサポートしています。

また、株式会社理学ボディの木城拓也代表の考え方にも共鳴する部分が多く、肩氏は「最高の技術を持ち、お客様一人ひとりの健康と向き合う」姿勢を忘れずにいることが、ピラティスを文化として持続させていく鍵であるとしています。

これからも、ピラティスと健康の文化を広めるために不断の努力を重ね、その姿を社会に示していきたいという肩氏の決意が感じられました。彼のビジョンに基づき、私たちもまた「最高の技術で世界中を健康に」という理念を掲げ、歩んでいくことが求められています。

公式サイト: ルルト

会社情報

このトークセッションを運営した株式会社理学ボディは、2018年に創業し、理学療法士による施術を通じて健康を提供することに目指してきました。整体院の経営から始まり、現在では105店舗を展開し、ピラティスの分野でも多くの人々にコンテンツを提供しています。

公式サイト: 理学ボディ

この活動を通じて、ピラティスが真の文化として根付く未来を目指し、引き続き努力を重ねてまいります。